2007年9月の日記
by tom tanabe マグパイへ戻る
2007年9月23日
すっかり日記をサボっていたら明後日には日本へ出発って、いやはや、あっという間に時は過ぎていくといった感じです。
今回の日本旅行のテーマは「ミニ東京暮らし」って勝手に自分で命名したタイトルで、4泊5日の函館旅行以外はずっと乃木坂のマンスリーアパートに滞在です。
このアパートの事は前の日記にも書いたかもしれないが(すっかりボケてしまってますからすぐ忘れて同じ事を繰り返してるかも)前回の日本行きで実際にインスペクション(下見)させてもらい気に入ったところです。
主に外国からの長期出張ビジネスマン用らしく、我々が見に行った時にも欧米からのそれらしき外国人が出入りしていました。
ここで働くスタッフも(主に若い女性スタッフ)全員が英語が出来るようで我が女房の質問に英語で答えたりしていました。
ここはサービスの一環として朝の早いビジネスマンのために彼女達が軽い朝食を無料で用意しているようで、一階のロビーの一部でコーヒーなどが用意されていました。
この会社は同じようなマンスリー・ホテルを都内に何軒か所有していて麻布、六本木などにも有るので見せてもらったのですが、我々にとっては乃木坂が一番気に入りました。
広さや豪華さから言ったら麻布の方が上なのですが、場所的に少々不便なのが難点でした。
また六本木の方はとても便利なところにあるのですが、建物がちょっと古く、騒音も有りそうなので、やはり乃木坂ってことにしたのです。
今まで日本での滞在はほとんどがホテルでした。
今回一箇所に一ヶ月滞在するので、ホテル住まいではスイートルームなどを取らない限り空間の狭さでだんだんと息苦しくなってきてしまい、2〜3泊なら耐えられるのでしょうが、長期になると楽しくない。
前回赤坂のビジネスホテルのスイートってのに10日滞在した時にも、いくらスイートといってもビジネスホテルのスイートなので狭いし、しかし一応スイートとうたっているので一泊の料金はそれほど安くない(割引入れてもまだ2万円を軽く超える)。
本格的なホテルのスイートを一ヶ月取ったら軽く100万円は超えてしまうでしょうから、やはりウイークリーアパートという事になったわけ。
じつは今から15年以上前にやはり同じ9月頃だったか、日本に一ヶ月近く滞在した事があった。
ジュニアのテニス選手だった12歳になったばかりの娘を連れて千葉県の柏の(沢松直子さんの)テニスクラブに「テニス武者修行」という事で、通いやすい場所に長期滞在できるところを探した。
今と違ってインターネットなんて無い時代だったので、日本の友人にお願いしてウイークリーマンションのようなところで柏に通いやすいところはと聞いたら、「上野にウイークリーマンションって宣伝しているところが有るけど僕は実際に見ていないから良いかどうか判らないけど」と電話番号をもらった。
オーストラリアから電話をかけて予約をして出かけたのだが、そこはほとんどが東南アジアからの「出か稼ぎ者」専用らしく、フィリピン人やインドネシア人などが滞在していた。
オーストラリアから予約を入れた時にも、料金を聞いたら随分安いので少々不安になっていたのだがその予感は的中、狭いし綺麗じゃないしその上まだ残暑が残っていたためか寝具類も何だか臭くて、思いっきり後悔した記憶がある。
だから僕らにとっては「ウイークリーマンション」ってのは非常に悪いイメージがあるので、前回日本に行った時に乃木坂のを(じつはネットで最初見つけたのですが)インスペクションに出かけ実際に自分の目で確かめたかったわけ。
そこはほぼ新築で、入り口のロビーに入って行っただけで「これだ!」って直感で良さがわかった。
部屋もまあまあ広いし、インテリアもしゃれていて、その上何とそれぞれの部屋にランドリーまでついている。
置いてあるテレビも大型の液晶テレビで、それぞれ専用の電話回線もあるし、ブロードバンドのネットも来ている。
やはり時代が変わって日本にもこのような欧米からのビジネスマン用の施設ってのがあるのだと嬉しく感じたものです。
まあ当時と今では比較にならないだろうしまた、上野と乃木坂では客の内容も違うのでしょうが。
シドニーならオックスフォードあたりには素敵なセルフ・コンティンド・アパートと言ってウイークリーマンションのようなのが昔からいくらでも有りんですけどね。
今回の乃木坂のアパート、さすがにお値段的にはビックリするほど安くは無いけど、しかしホテルのスイートを取るのを考えたらうんと安い。
前にも書いたが、今回の日本行きは「カンタス航空」のエコノミーで行くので、ビジネスで行くつもりだったのを考えればその差額でウイークリーホテル代が出てしまうんですよね。
何度も書くけど、エコノミーとビジネスの航空運賃の差って何なんでしょうね。
僕にとっては理解不可能です。
今回のエコノミー料金は一人当たり豪1258ドル、二人で約2500ドル。
これがビジネスだと(ディスカウント料金のビジネスでも)一人当たり軽く5000ドルを超え二人で約11000ドルです。
そう航空運賃だけで110万円!!!!!!。
だからビジネスにしようかなと考えていた僕らにとっては8000ドル以上の差が出ているのです。
つまり日本円で80万円の差でホテル代が全てまかなえてその上函館行きの旅行代も出てまだお釣りが来る。
高いビジネスに自腹で乗る気になれない理由はその料金に見合ったサービスが僕には感じられないから。
「エコノミーよりもビジネスに乗れば何時間も早く日本の到着するなら」、なんて冗談はともかく、特にオセアニア線は機体が古くてビジネスシートにしても古くてちっとも良くない。
随分ビジネス・クラスは使わせてもらったけど、一度など何とシートが壊れていた事が有った。
背中の(ランバーサポートの)部分が完全に壊れていて思いっきり沈み込んでしまい、すごく背中が痛くなる。 試しに女房の席に座ってみたら全然違う。
すぐにパーサーを呼んで席を変えて欲しいと頼んだら、何とその日の便はビジネス満席で変更がきかないと、そのパーサーは大変申し訳なさそうに謝って来た。
背中に余分な毛布を突っ込んだりして何とか沈み込んでしまうのを抑えて我慢した。
だいたい今や欧米線はビジネスはカプセル形式のシートでリクライニングの角度も大きく快適に睡眠を取れるというのが有るのに。
で、カンタス航空ならJALと違ってマシなシートになっているのかと友人に聞いたら同じようなものでどうしようもないと言う。
寝てしまえばビジネスクラスの豪華(???大いに疑問だが)な食事も大して必要でもないし、僕は全くの下戸なので無料のフレンチシャンペンを浴びるほど飲んで値段の差を実感するなんて事もないし、ホント、あの差額を自腹で払う人ってのは「世間体」とか「ミエ」って要素が大部分ではないかと。
じつはこないだの日記にも書いたように今のSLK55AMGから3000万円近くを出してアウディの新型ミッドシップスポーツ「R8」を購入しようと企んでいる僕だがしかしこのオセアニア線のビジネスクラスに夫婦で100万円以上払うって気にはホントならない。
僕にとっては金をどぶに捨てるような気がする。(それほどオセアニア線のビジネスクラスが良くないというか、価格に見合う程の魅力がないと言う事なんですけどね)
近い将来僕らのような団塊の世代がどんどんリタイヤして、海外旅行に出かけようなんて場合、当然自腹で航空券を購入するわけだが、彼らが働いていた頃には社用でビジネスクラスに乗っていた人も、やはりこれだけエコノミーと運賃に差が有ると考えてしまうと思う。
だから航空会社は「シルバーシート」というような新しい価格帯でエコノミーよりは広く快適なシートで、しかしビジネスクラスほど酒とか食べ物のサービスは無い代わりに価格もエコノミーの1.5倍から2倍程度に抑えたのを作れば僕はもう大喜びで利用させてもらうのですけどね〜。
と言うもの僕は歳で腰を悪くしていて、出来れば広く快適なシートの方が良いに決まっている。 団塊の世代は僕のように腰痛を抱えているなんてのはザラにいるはずだし、また夜行便では寝られず疲労が増してしまうって事もある。
だからもし夜行便に乗らなければならない場合、ビジネスクラスのシートが完全にフラットになってベッドのようになるなら、多分ビジネスクラス購入を考えるでしょうね。
そんなわけで「オーストラリア-日本間」で「ジェットスター航空」が運行を始めてビジネスクラスが2000ドル台と聞いた時には大いに興味を持ったのだが、しかし残念ながら成田には飛んでいない。
カンタスもJAL
もビジネスクラスはドル箱らしいが、エコノミーが儲からないのなら、「シルバークラス」ってのも作ったらどうでしょうかね。
さて、日本行きが近づいてきたので日本の母に電話を入れて何かオーストラリアから持ってきて欲しい物はと聞いたら、「補聴器の電池」と言われた。
僕が「え〜? 電池なんて日本の方がよっぽど安いんじゃないの」と言ったら、「補聴器を作ったところで買っているのだけど結構高いし、オーストラリアで買っていた頃の方がうんと安かった記憶が有るから」と言う。
また「東京なら安いかと思ってみたのだが結構高かった」とも言うので、「どこで?」と言うと、「三越で見た」と。
確かに母は地方の小さな町に引っ込んでしまっているので、このような物を購入する場合選択の幅が少ない。
その上、高齢なのでいまさらインターネットをおぼえるというのも不可能。
そういう「地方」と「高齢」という「弱者」にとっては完全に「カモ」状態に陥りやすい。
だいたい補聴器用の電池を買うのにデパートの「三越」って発想自体がもうまるで時代遅れでしょ。
で、早速ネットで検索してみたら、ヨドバシなどのディスカウントショップでも安く販売しているし、ネット販売ならもう滅茶苦茶安い。
オーストラリアの価格なんて吹っ飛んでしまうほど。
これならワザワザオーストラリアから買って行く必要は無い。
このように「弱者(特にIT弱者)」ってのはいかに不利かって事が判るでしょ。
同じ団塊の世代でもどんどん差が広がってしまうわけで。
ネット販売と言えば一昨日アメリカからネットで購入したミュージックDVDが届いた。
車で聴く(及び信号で停車時に観賞する)ミュージックDVD(主にコンサート)収集にハマっているのだが、先日「Youtube」で見つけた「Yellow
Matter Custard」というのをアメリカに注文しておいたのです。
これはニューヨークの「B B King」というクラブで「一晩だけ」4人のミュージシャンが集まってビートルズの「カヴァー・コンサート」をやったのです。
その時の模様を収録したDVDがそのミュージシャンの一人、ドラマーのMike
Portnoy、 彼のホームページで販売されている事を知った。
ちなみに他のミュージシャンは「Neal Morse、 Paul Gilbert、
Matt Bisonette」です。
興味のある方はそれぞれの名前でググッテみて下さい。
特にギターのPaul Gilbert
は日本でギターを教えていた事があるそうなので馴染み深いかもしれません。
残念ながら録音状態があまり良くない(特に最初の数曲は録音失敗なのかな)のですが31曲にも及ぶ演奏はノスタルジー心を大いにくすぐられます。
一晩だけのライブにあれだけの曲数を譜面も見ずに演奏ってだけでもすごいと感心してしまいますがそこはやっぱりプロなんでしょうね。
特に僕のお気に入りは「While My Guitar Gently Weeps」です。
このようなオーストラリアでも日本でも発売されていないDVDでも、ネットのお陰で簡単に入手できるわけで、例えば日本の地方に住んでいる母のためにオーストラリアにいる僕が日本のホームページにアクセスして補聴器用電池を購入、配送先は母の住所でってもう当たり前に出来てしまうわけですから、便利な世の中になったものだと。
では皆様また来月。
次のアップは日本から帰ってきた10月下旬か11月初めに。
2007年9月11日
APEC騒動も終わって、シドニーの平常に戻りつつあります。
皮肉な事に、雨の少ないシドニーのはずが、APEC中は毎日のように雨が降り、どんよりとした肌寒い日が続いていたのに、終了の翌日(昨日の月曜)からカラっとした素晴らしいシドニーの春が戻ってきました。
昨日練習に行ったら先生のトニーが「ブッシュがいなくなったら快適な天気も戻ってきた」と。
やはり神もAPECはキャンベラでやるべきだったと「啓示」されたのではないかと不信心な僕でもそう思いたくなってしまいますな。 何しろその期間中はキャンベラの方が天気が良かったはずだから。
APECと言えば、日本でも多少ニュースで流れていたようですが「ビンラーデン」の格好をしたオーストラリアのコメディアンが厳重警戒態勢の中をすり抜けて、ジョージブッシュの宿泊ホテルである「インターコンチネンタルホテル」から10メートルのところまで入ってしまったという事件。
このようなジョーク大好きな僕は「拍手喝さい」したのですが、しかし考えてみるとセキュリティ体制にこんな大きな「穴」が有ったんですよね。
もしあなたがテロリストだったら、APEC参加のためにシドニーを訪れるアメリカ大統領暗殺ってどのような「手口」を考えますか?
シドニーでAPECが開催される事が決まってから(何年前に決まるのだろう?)すぐにホテルの従業員として雇われ、着々とホテルごと爆破の準備を進めなんて、まるでサスペンス映画のストーリーのような「計画」が考えられるが、しかし今回のコメディアン達の取った行動を見ると本当に「盲点」をついていたんですよね。
僕は驚くと同時に感心さえしてしまった。
この彼らの行動についてもう少し詳しく解説します。
APECのセキュリティに関してオーストラリア政府は異常なまでの厳戒態勢を敷き、シドニー中心部は鉄条網のフェンスが建てられ、一般人が全く入れない場所が多く、同時期偶然日本から観光に来たツーリストの中にはオペラハウスなどシドニー市内の観光名所には行けなかったと、これも日本のニュースで報じられていたほど。
こんなにオーストラリアには警察官がいたのかと思うほど街角の要所要所に配備され、検問所は数知れず、ビルの屋上などにはスナイパーが待ち構えているという状態。
当然APECの要人達の宿泊するホテルも、天井裏の隅々まで爆発物などが隠されていないかチェックされていたはず。
ねずみ一匹通さないってな感じだったのですが、何とこのコメディアン達は難無く検問所も通過してしまった。
その方法とは、自分達も「要人」の格好をし堂々と正面から入っていってしまったのです。
黒塗りのリムジーンや、それを取り囲むセキュリティのやはり黒塗りの四駆車等などが「コンボイ」を組み、オサマビンラーディン扮するコメディアンの乗った車にはカナダの国旗を立て、偽通行証(これも詳細を読むと冗談が書いてあったらしい)等もフロントウインドウに貼り、何人もの黒服にサングラス姿のSP扮するスタッフ達は、スロースピードで検問所に向かうリムジーンを取り囲むように伴走し、まさに国家元首が入ってきた雰囲気そのまま。(この様子は後述のYoutubeで観る事が出来ます)
検問所で警戒中の警察もまさか「冗談」とは思わず、通行証の詳細チェックなどせずに通してしまった。
オーストラリアの友人達とも話したのだが、もしあのコメディアンがビン・ラーデンの格好をしていなかったら、多分あのまま捕まらずにホテルコンチネンタルの部屋まで入れたのではないかと。
で、もし彼らが本物の自爆テロリスト達だったら、リムジンだけでなく偽者のセキュリティ四駆車などには大量の爆薬を積めたはずだからホテルごと吹き飛ばす事も可能だったのではないかと。
我々一般人はこの「ギャグ」に喜んだが、警察はもうカンカン、即座にコメディアン達を逮捕してしまった。
この騒動に興味有る方はYOUTUBE に「Chaser , APEC, Current Affair」のキーワードを使って検索されると有るテレビ局が偶然撮影したコメディアン達の様子が出ています。
APECでシドニー訪問中のジョージブッシュ大統領に「宿敵オサマビンラーデンが会いに来た」っていうような「ジョーク」で、彼らは自分達のテレビ番組の中で使う予定だったらしいが、フィルムも没収されてしまったようなので、果たして放映されるのかどうか。
ユーモアに寛大な国だから実刑は受けないと思うが、しかし日本でこんな事やったら「大変」でしょうな。
この話題で盛り上がった直後に「本物」のビンラーデンの「声明」ヴィデオが出てきましたね。
声明の内容から確実に最近撮影されたもののようですが、まあシドニーにはいなかったは確実なようで。(笑
オサマ・ビンラーデンといえばもし彼がチェゲバラのようにCIAに暗殺されたりしたら、10年20年後には同じような「アイコン」になるでしょうね。
なにしろビンラーデンも元々は「フリーファイター(民衆の自由のために戦う戦士)」でアフガンでの対ソ連の戦いでは、アメリカはビンラーデンに大量の援助を与え、後押ししていたくらいですから、時代が違えばヒーローだったわけで。
いまだT−シャツに「チェゲバラ氏」の顔をプリントしたのを着ている人をたまに見かけますが、将来同じようにビンラーデンの顔写真入りのシャツを着るなんてのが流行る可能性は大ですな。
チェゲバラ氏といえば上記のごとくCIAに殺されたわけですが、その殺害を実行した元CIAの係官がチェゲバラ氏の遺体から、頭髪の一部を切り取り、また彼が身につけていたものの一部を入手し、個人的に保管していたらしい。(米国政府からの任務上の行動で手に入れたものを、個人がずっと保管できてしまったってのがちょっと不思議ですが、それはともかく)
で、それが今度「オークション」に出るというので話題になっています。
いったいどのくらいの値がつくのやら。
2007年9月6日
今シドニーはAPECの真っ最中で、中心地は酷い交通規制が敷かれているようです。
昨日も女房が毎週水曜日のオバサンテニスのコンペに出かけたら、パートナーが試合に遅れて来た。
そのパートナーはウォルシュベイというシドニーハーバーブリッジの橋の袂からすぐの、元桟橋の上に建てられているアパートに住んでいるのだが、その地域は完全に交通規制の真っ只中なんですね。
家から車で出ようにもいちいち許可が必要で、彼女の亭主はパイロットなので、事前に特別通行許可証のようなものを取得しなければならなかったらしい。
で、女房のテニスパートナーも朝試合場にに向かおうとしたら簡単には出してもらえなかったとか。
オーストラリアはキャンベラという首都が有るのになぜAPECをシドニーでやらなければならないのかと非難が噴出しているのですが、観光地としてのシドニーを世界に売りたいのか。
何しろ交通規制だけでなく、市内で働くビジネスマン達も簡単に自分のオフィスに入れない状態。
笑っちゃうのは、ジョージ・ブッシュ大統領が宿泊している「インターコンチネンタル・ホテル」近くにあるカフェでは、道に面したテーブルでは金属製のナイフやフォークは置いてはいけないだとか、近所のオフィスで働く人達は窓際に立ってヘリコプターなどを眺めてはいけないとか、もうむちゃくちゃな規制を押し付けられているとか。
そんなに心配なら本当にキャンベラがぴったりなんですよね。
先日の日記に書いたように先月我々はキャンベラに行っていたのですが、これほど国際会議に向いている場所は無いです。
静かだし、街自体が治安体制とかものすごく容易に取れる。
だいたい国会議事堂など国政の要となる機能を持たせるために開発された場所なのですから。
しかし観光地としては全く何も無いのも確かなので、オーストラリアで初めてのAPEC開催で、会議以外に世界の首脳に街を見せたいという魂胆は判らないでもない。
僕のようにすっかり「リタイヤ」してしまっている人間としては、約一週間弱の期間交通規制が敷かれても大して生活に影響は無い。
で、昨日も予定通りシドニーオリンピック・パークに弓の練習に出かけましたが、そのルートに限っては何だか普段よりも空いているんですよね。
これは多くの人が交通規制による混雑を心配して仕事を休んだり、休暇を取っているためかもしれない。
じつは8月31日の誕生日に女房と昼間近くのショッピングセンターに出かけた時に全くの衝動買いでマッサージチェアーというのを購入してしまった。
で、それの配達がじつは本日だったのだが昨日メーカーから電話がかかって来て、交通規制で大変な混雑が予想されるので今週は配達をキャンセルしたいと言ってきた。
昨日水曜日の筋肉の疲れを今日からはこのマッサージチェアーでと思っていたのに、APECのお陰でキャンセルされてしまった。
マッサージチェアーというのは重さがゆうに100キロを超えるらしくて、トラックで倉庫から運んでくるらしい。
とにかく非常に馬鹿でかくて「醜い」デザインなので、購入に乗り気ではなかったんですけどね。
本当はリビングルームのテレビの前か何かにソファーと一緒に置けばマッサージを受けながらDVDで映画鑑賞とか出来るのですが、女房は「あんな見苦しいものをリビングルームになんてとんでもない」との意見で、確かに僕が見ても全然他の家具と似合わない。
機能上、大掛かりになるからサイズとしてはある程度致し方ないのはわかるけど、何でどれもこれもあんなに「ダサイ」椅子の形をしているのか。
もしイタリア人の家具デザイナーか何かに作らせたら、マッサージチェアーでなくとも置きたいというような椅子が出来るのではないかって思うんですけどね。
そんなわけで結局2階の我が家では「ジャンクルーム」と呼んでいる部屋に置く事になったのだが、あの大きさと重さの椅子を2階まで配達のオニーさんは運べるのだろうかと心配になってしまいます。
先月の終わりに還暦を迎えてしまって、これからはなるべく歳のことを考えず若く生きようなんて考えていたのですが、いきなり衝動買いしてしまったものが「マッサージチェアー」って、やっぱりヂヂイそのものですな。
衝動買いといえば、今朝新聞を読んでいた女房が車の広告写真を見て「あら、すごくセクシーな形の車ね」と言うので覗いたらそれはアウディの広告で「R8」という名前の車でした。
僕自身は結構車については詳しいと思っていたのだが、SLKを2年前に購入して以来、他の美人には目が行かない状態になってしまったのかこの車については全く知らなかった。
確かに見てみるとどうやらミッドシップエンジンの車のようで、早速「ググッてみたら」、やはりアウディ初のミッドシップスポーツで、ルマン優勝車の名前と同じネーミングで、2年前にどこかのモーターショウでプロトタイプが展示され評判になったとの事。
その頃はちょうど「SLK55AMG」に惚れてしまい盲目状態になっていたのか、自分とした事が全く知らなかった。
で、ネット上で調べれば調べるほど気になる車だし、だいたいこの手の車の場合、欧米や日本では発売が早いのだが、オーストラリアはいつも後回しというのか、ポルシェやフェラーリなどにしても本国での発表後オーストラリアに輸入されるのはうんと遅いので指をくわえて待たされるのだが、これはどうも日本と同じ頃に発売らしい。
で、またまた衝動買い癖が出て早速近くのアウディの店に電話を入れて試乗したいと言ったらまだオーストラリアには3台しか入っていなくて我が家から近くのショウルームには展示もしてないし、試乗も来月になってしまうと言われた。
来月は日本に行っているのだが、とりあえず日本でもこの車のことを調べて良いようなら注文してしまいそうです。
とりあえず購入決定の必要条件の一つが満たされているのが良いです。それは女房が運転しなければならない状況が生まれる可能性のために、オートマティックかそれに近いギア形式でなくてはならない。
だからポルシェ・ターボを手放して、SLK55AMGにしたのだから。
まあ、あのポルシェの場合はこの日記のどこかにも書いたように特別仕様車でクラッチ・ペダルもブレーキもハンドルも全て(サーボなどの)アシスト無しでしたから、結局女房は一度も運転をしたことがなかった。
というより、嫌がった。
で、このR8はどうやらセミオートマティックタイプで、マニュアルのようにもオートマのようにも使えるらしい。
排気量はSLK
よりは1000ccも少ないが馬力は同等かそれ以上、加速性能も0−100キロが4.5秒と書いてあるからほぼ同等。
それよりなにより、4駆ってのが良いですね。
400馬力を超えるエンジンを積んだ後輪駆動車の場合、ちょっと強めに加速すると、すぐトラクションコントロールが効いてしまいますからね。
値段的にもまあまあで(セミオートマティックタイプ車の場合は諸経費込みで30万ドルくらいのようです)真剣に考えちゃいますね。
メルセデスはいつまで経ってもSLKの6.3を出しそうにないし。