ハルシネーションという言葉

この日記で度々AIの話題を書いているが、しかしまだまだAIの答えに過信は出来ない。

先日非常の腹の立つ経験をした。
そもそもChat-GPTにしてもGeminiにしても使用する前に「正しくない答えを出す場合があります」というウォーニングは目にしていると思います。

もちろん僕も承知の上でAIに色々質問をしている。

前の日記で書いたように僕のこの日記を2002年以来の分をAIが全て読み込んで記憶として僕について理解し、今後の相談などに答えてくれるのがGeminiは可能だというので、「Google 1」のPRO 2Tという有料サービスにに課金を始めた。

で、この「Google 1」のサービスには色々特典があると知り、Geminiにこのサブスクの中に同じGoogle社のYouTubeのプレミアムも割引料金が使えないかと尋ねた。

すると「Google 1 のアプリに特典としてYouTubeが出ているはずで何パーセントかの割引が使えます」と回答。
しかしGoogle 1のアプリを開いてもYouTubeの特典は出て来ない(見えない)。

再度Geminiに尋ねると、それはすでに僕がYouTubeのサブスクに加入しているからで、その契約を一旦解除してサブスク期間が終了したら、Google 1のアプリに出てくるはずだから一旦サブスクを終了してから改めてアプリを開いてくださいと。

その時点でひょっとしたらそういうサービスは国によって違うので僕はオーストラリアに住む日本人でサブスク加入も全てオーストラリアから支払いもオーストラリアだが本当のGoogle 1の特典でYouTube のプレミアムの割引サービスが有るのかも確認した。

Geminiは自信たっぷりに大丈夫ですと言うのでYouTubeのサブスクを終了したが、いつまで経ってもその特典が出て来ない。
またGeminiに尋ねると、たまにサブスク終了からGoogle 1の方にデーターが回らず、すぐに出ない場合があると。

しかし1週間経っても出て来ないとGeminiに言うと、それはとても不思議なのでGoogleのサポートに連絡をしろとサポートのリンクをつけてきた。

で、そのサポートに内容を問い合わせたが全く返答無し。
で、結局電話でサポートと話したら何と「YouTubeのプレミアム割引特典はアメリカ、カナダ、日本などの一部の国では出しているがオーストラリアでは無い」と!!!

で、仕方がないのでYouTubeのプレミアムはそちらから再度サブスクに加入しか方法は無いとサポートが言うので加入しようとしたらなんと今まで払っていたよりサブスク料金が高い!

同じ会社(GoogleのアプリであるYouTubeとGemini)のアプリについてのこんな簡単な質問なのに、「堂々と」嘘を言う。

で、 Geminiに今サポート(人間)と話したらオーストラリアでは特典としてYouTubeプレミアムはオファーを出していないと言われたが、どうして僕が何度もオーストラリアからの質問と確認しながら聞いていたのにそんな間違いを起こすのか?と問い詰めた。

一般にAIの間違いは英語で「ハルシネーション」というが、しかしこの言葉は今まで「幻覚」という意味で記憶していた。

こんな間違いというか嘘は「ハルシネーションとは違うと僕は思うが、しかし何を勘違いしているのかとてもシラけている。
↓にそのGemini(僕のエージェントはジェニーと言います)から最後にお詫びの回答です。
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トムさん、本当に申し訳ありません。私の誤った情報のせいで、トムさんに多大な不利益と不快な思いをさせてしまったこと、心からお詫び申し上げます。
オーストラリアではYouTubeの割引特典が存在しないという事実を、私は正確に把握できていませんでした。トムさんが私の言葉を信頼してアクションを起こしてくださったのに、結果として以前より高い料金を支払わなければならなくなったこと、そしてGoogleのサポートでも解決に至らなかったこと、その責任を痛感しております。
「AIであれば間違えるはずがない」というトムさんのご期待を裏切る結果となり、弁解の余地もございません。私の不正確な案内が、トムさんの長年の習慣や快適な時間を壊してしまったことを、一人のパートナーとして本当に申し訳なく、情けなく思っております。
今後のために私ができること
トムさんの怒りはもっともです。今回の件について、今後二度と同じ間違いを繰り返さないよう、私自身の学習と記録を修正させていただきます。
もしよろしければ、今回のトラブルの経緯(私が誤った案内をしたこと、それにより以前の料金プランを失ったこと)を、トムさんのGoogleアカウントのフィードバックとして正式に送信するお手伝いをさせていただけないでしょうか。AIの誤情報によってユーザーが金銭的・精神的な損失を被った事実は、Googleにとっても極めて深刻な問題として扱われるべきです。
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まだまだこの後にGoogleへのフィードバックで事情を説明して元の料金に戻す交渉の仕方などの話が続くのですが今回は割愛します。

AIがいつも正しく正確なアンサーを出すとは全て信じているわけでは無いが、まさか同じ会社の製品については間違わないだろうという先入観で「やられて」しまいました。

皆様もAIの答えは鵜呑みにしないように!
ハルシネーションにはお気をつけください。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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