墓じまい

昨日とは打って変わって今日の日本は秋晴れの良い天気、我が家の墓のある田園調布に行ってきました。

今回の日本訪問の主な目的が、田園調布に有る「田邉家の墓」をどうするかお寺と相談するという事。

僕の妹は嫁いでいるので、「田邉家」の墓に関しては原則的に面倒を見る必要はない。
僕はオーストラリアに住んでいて、もうこの歳になって日本に住みに戻る可能性はゼロ。
祖父の代に建てた田園調布は「照善寺」という寺に有る田邉家の墓については、ずっとどうしようか気がかりだった。

僕はその墓に入る気は無かったので、父がオーストラリアで死んだ時に(生前父と話して)田邉家の墓はシドニーの海が一望出来る墓地に建てた。
その墓を建てた時に母はえらく気に入って、「私が死んだらここに入れてくれ」と言っていたので、母の遺骨は日本で荼毘に付した後、オーストラリアに持って来て納骨した。

そんなわけで田邉家代々の墓は田園調布に有るが、僕の両親の代からはオーストラリアという事情もあって、いっそ日本の方は「墓じまい」をしたいと考えていたが、残念ながら「照善寺」には墓じまいの後に納骨できる設備が無い。

妹を通して照善寺の住職から、「ご長男(僕のこと)は海外ですし、今後墓を守る人をハッキリさせておきたい」という話が何度か来ていると聞いていた。
毎年の管理料や清掃料金を、将来的に誰が責任を持って行くのかという事。

そこで今回住職に直接お会いして今後について色々と相談をした。
その時に、我が家だけでは無く他にも墓じまいを希望している家がいくつかあるので、住職としても墓じまい用の施設の必要性は感じているらしい。
なので近い将来には建設をするつもりだという。

という事で、僕は「それでは、その施設が出来るまで何年かかるかは不明にしても、それまでは現在の管理料及び清掃料はオーストラリアから私が責任を持って振り込みます」と言ったら、「じつは銀行振込は受けられないのです。 銀行口座を持っていませんので」という予期せぬ返答が!

今のこの時代に銀行口座を持たないって、、、と僕は混乱してしまった。
一瞬、ひょっとしたら税金対策で現金でしか受け取らないのかもとも思ったが、いや待てよ(オーストラリアも含め)神社仏閣などの宗教関係は確か無税の筈で、それが正式なお布施や管理料なら銀行口座振込にして記録として残っても全く何も問題は無いはずだと。

それくらいお寺というのは、現代とは隔離されている様な形態を取っているのだろうか?
というのも、僕に連絡をいただくなら電子メールでのやり取りが一番簡単だと思うがと言ったら、住職(僕より11歳年下なんですけど)は電子メールアドレスは持っていないという。
「私共にはコンピューターも有りませんので」と。

で、僕はいやスマホでも電子メールは出来る筈ですがと言うと、携帯電話は持っていますが、どうやら古いガラケーだと言う。
いや~、参りました。
いったいどうしたものやらと。

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今ここまで書いていて猛烈に睡魔に。
顔に出た帯状疱疹の痛み止めに処方された薬(NEURONTIN 300mg)の服用の為なのか、かなりボーッとしていて、その上夜行便でほとんど寝ていないからか。
と言う事で書こうと思っていた、バルセロナ空港での中国人観光客の大群の事や、フィンエアーに乗ってバルセロナからヘルシンキまでの旅で隣に座った素敵な女性の話など、もう少し頭がスッキリしてから書きます。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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