先日のこと。
娘の入院している病院の前で、ちょっとショッキングな光景を目にしてしまった。
娘の病室にいた時に、外の大通りがかなり騒がしい。
窓越しに見ると沢山の人が大通りの車道も占領してワーワー言いながら一定方向へ歩いて行く。
オレンジ色の発煙筒を投げたりしながら、過激なデモ行進のごとく。
何が起きているのか看護士さんに聞いたら本日は大きなサッカーの試合があるので試合会場まであんな調子で向かっているという。
まるで僕がロンドンに住んでいた頃の「フットボール・フーリガン」と同じように大騒ぎしながら車道を歩いているのを見て、どこの国にも「馬鹿なファン」はいるものだと思っていた。
で、その日の夕方病院から娘のアパートに帰ろうとその道に出たら歩道沿いに駐輪してあった自転車がかなり壊されている。
ダメージを受けているのはかなりの台数で、車輪が歪んだりフェンダーが折られたり、車体もダメージを受けたように歩道に叩きつけられている。
僕はデンマーク人がそんな行動を取るとは信じ難かった。
世界でも治安の良い国ランクで確か5位で、日本(9位くらいだった)よりも上の国、今まで3回デンマークに来ているが危険を感じた事は一度も無い。
深夜に繁華街に出かけても何も心配せずに行動出来る日本のような国だと思っていた。
ところが看護士さんと話していたら彼女の住む地域(娘の入院している病院からそれほど遠くない)ではギャングの対立から銃声を聞いた事が何度となくあると言う。
そういえば一昨年だったか、娘が元住んでいた「Nørreport」のアパートでは自転車が盗難に遭ってしまった。
鍵を開けないと入ってこれない建物の中庭の駐輪場で、誰かが鍵をかけ忘れていたらしい。
そこは大家さん家族と娘そしてアメリカ人のビジネスマンしか住んでいないので、不特定多数が出入りするアパートでは無い。
これだけ街中のいたるところに自転が置いてあるのに、わざわざその中庭に侵入して盗むというのもよく分からないが、少なくとも自転車泥棒は常に狙っているのかもしれない。
というわけで治安はスペインよりは上だとは思うが、あまり安心していたら痛い目に遭う可能性は「ゼロでは無い」んでしょうね。