娘の友人(オーストラリアはアデレード出身)と話していて、デンマークの物価の話になった。
もう何年もコペンハーゲンに住んでいるのだが、相変わらずデンマーククローナの価格をオーストラリアドルに換算して「高額」な事を実感するという。
一緒に話していた彼の奥さんが「あなたは暗算が出来るから頭の中でオーストラリアドルに即変換出来ちゃうからだけど、私なんかいちいち考えないでデンマークに住んでいるのだからクローナで考えれば良いと思っている。 とても暗算なんか出来ないし」と。
彼はオーストラリア出身でイギリスで働きヘッドハンティングされて現在はデンマークの会社で働いている。
先物取引のトレーダーという仕事柄か、とても数字に強い。
「外国人は暗算は不得意」と思われているが、これは人によって違うし、日本人だって数字に弱い人はいるわけで。
じつは僕も彼と同じ様にけっこう「脳内換算」が速く出来る。
海外旅行で色々な国を周るチャンスが多いので、タクシーに乗っても、レストランに入っても必ずオーストラリアドルまたは日本円に脳内で換算してその国の物価を判断する。
タクシーなど国によってはボッタクられる可能性もあるので。
しかし僕のワイフは一緒に海外を周っているが、これが全くと言って良いほど暗算が下手。
せいぜい二桁の足し算引き算くらいは出来るが、掛け算割り算は脳内ではほぼお手上げの状態。
なので現地でお土産などを購入する際も必ず僕に聞く。
そもそも彼女は文系で数字にとても弱い。(理工系が数字に強く、文系が弱いというのも一種の錯覚だとは思うが彼女は典型的なアナログ人間ではある)
そんな話をしていて日本人が暗算に強い理由があるとしたら、僕が子供の頃に学んだ「アバカス(ソロバン)」も関係あるのかもと言ったら
我が娘が「えっ!アバカス? そんなものを子供の頃には習うのが一般的だったの!」とゲラゲラ笑いながら驚いている。
そうですよね21世紀のこの時代、スマホにも必ず計算機がある時代に「ソロバン」なんて存在さえ知らない人も多い時代になっているんですよね。
日本ではいまだソロバン塾が存在しているのかググったら、やはりかなり衰退しているようだがしかし「右脳」を鍛えるためにソロバンの人気が少しリバイバルしているとも書いてある。
そうかソロバンをやる事によって脳を鍛える効果があるので、僕らの時代は一般的に暗算が出来る人間が多かったのかも。
そんな会話で偶然ソロバンの事を思い出したが、僕の子供の頃はソロバンを習うのが当たり前の時代だったけど、もう遠い昔の事で、同時に自分がヂヂイになっている事も実感しています。