シドニーに戻っても

今年はバルセロナで過ごす日にちが少なかったせいか、シドニーに帰国する日があっという間に近づいて来ていると感じる。
気がつけば明後日(水曜日)が出発の日。

5月の中旬にシドニーを出たが東京で娘達と半月近く過ごし、バルセロナに到着したのは5月最後の日だった。
ヨーロッパの時差ボケに慣れた6月にレンタカーでクエンカ方面に旅行に出かけ、さらに娘が夏休みでバルセロナにやって来て7月に娘と孫を連れてサンセバスチャンへやはりドライブ旅行に10日ほど出かけた。

娘が夏休みを終えてコペンハーゲンに戻ってすぐに僕らもコペンハーゲンに行き、そこから北極への旅に出てクルーズ終了後はコペンハーゲンに滞在、バルセロナに戻ったのはもう暑さが過ぎ去った9月に入ってからだった。

けっきょくバルセロナで過ごしたのはヨーロッパ滞在4ヶ月のうち半分ほどだったのであっという間に経ってしまったと感じるんでしょうね。

で、例年なら5ヶ月近く留守にしているシドニーに対して一種の懐かしいというか(ホームシックでは無いがチョッピリ似ている感じ)「久しぶりにシドニーに戻る!」って一種のワクワク感が有るのだが今年は違う。

「もう帰らなければならないんだもう少し居たいのに」という感じでオーストラリア帰国への期待が感じられない。

昨日もワイフに「オーストラリアに戻ったら何したい?」とか聞くも、また観劇に行く以外あまり無いという。「オーストラリアに戻ったら食べに行かなくちゃ」ってレストランも無い。
日本に行ったらあれも食べたいこれも食べたいっていっぱい有るんですけどね。

広東系の中華料理を除いて食に関してはシドニーはバルセロナにまるで太刀打ち出来ない上に価格も不当に高い。
自炊するにしても、魚介類や肉、野菜果物で確実にオーストラリアがスペインを上回っているのは、マンゴーとアボカドだけという感じ。

なのでそろそろオーストラリアに「戻らなくちゃ」や「帰りたい」という感情は湧いてこない。

英語で「There is nothing like home」という表現がある。
長期の旅などに出て、久しぶりに我が家に戻ってきた時に「あー、やっぱり我が家が一番、ホッとする」というような意味で、僕の場合はこの「マイホーム」って感覚が多少狂っていると感じる。

というのも今回もコペンハーゲンやクルーズに一月近く出ていて、バルセロナに戻った時に「マイホームに戻って来た」ように感じてホッとするし、また確実に来月シドニーに戻ったら同じ感情が湧くと思う。

10代の頃に親と住んでいる時はそこがマイホームだったが、今は自分のマイホームがどこだかよく分からない状態なんですよね。

そのうちコペンハーゲンの娘の家も(僕専用の部屋があるので)マイホームと感じてホッとするようになるのか?

とにかく渡り鳥のような生活をもう7年も続けていると、シドニーに戻ってもまたすぐに旅に出たくなってしまうのではないかと。
たぶん来年またバルセロナに戻って来るまでにオーストラリア国内の旅に出ると思います。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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