米国に来る留学生数の変遷をグラフにしたのをFBに出ていたので,見ていたら1990年代(1991〜1992だっだったか)には日本からの留学生が他の国を押さえてナンバーワンだったのが、その後韓国や台湾にも抜かれトップ10位にも入っていない。
2021年のコロナ前には韓国からアメリカに留学する学生が4万人を超えているのに日本からはその半分以下たった1万8〜9千人ほどしかいない。
日本の経済的な落ち込みが影響しているのか、韓国や日本よりも人口が圧倒的に少なく台湾さえ日本より多い。
僕がしばしばこの日記で日本人は井の中の蛙状態とか現代のガラパゴス国と書くのはこの統計を見ても一目瞭然。
日本の企業が海外で勝負するにも人材が足りないのは明白で、孫正義氏のように早くからアメリカに留学して時代の流れを肌で身につけた一部の日本人以外、国際という土俵で活躍している人間はほとんどいない。
先日の日記にも書いたと思うが台湾出身でアメリカで活躍する人(今や時価総額で世界ナンバーワンになろうとしているnVidiaやインテルを凌駕しそうなAMDにしても)が増えている。
今は当たり前のように米国への留学生が最も多いのは中国で,次がインド。
なのでインド出身の若いリーダー達がアメリカのIT関連の企業で活躍している。
今のこの日本の没落の下地はこのようにアメリカへの留学生の減少も大いに影響している。
そもそも日本人は非常に(異常にというべきかも)保守的で、変化を嫌い新しい考えや風潮に拒否反応を示す。
なんで日本人はこんなになってしまったのだろうとしばしば考える。
僕が二十代の頃はまだまだ日本円が今よりも価値が無い時代だったが、世界を見てやろうと海外に飛び出して行く若い人が多かった。
それがどうも1970年代の後半,日本の経済が強くジャパンアズナンバーワンなんて時代に、どうも日本が世界をリードして日本以外には価値を見出さない風潮が出来てしまい、若者が海外に目を向けなくなったのではと考える。
日本は犯罪も少なく、食べ物も美味しい,四季のある美しい国なのでわざわざ海外に出かける意味は無いと。
それが日本以外への関心を失わせ、為政者達は日本人を井の中の蛙状態にすることで、日本人を保守的にし全く将来を見据えない何の長期的ビジョンも無い政治家がのうのうと既得権益と自己保身に長期政権,自民党の一党体制を続けているうちに気がついたら今や国民の平均所得が韓国などにも抜かれる状態に。
アメリカへの留学というのは英語力を身につけるというよりも日本では常識だと思っていたようなことがまるで通じないという目から鱗の経験を通して国際舞台で活躍できる人事が増えるということでもある。
日本の企業の経営者でもインターナショナルな感覚を持った人間は少ない。
トヨタの創業者一族出身の経営者も同様で世界の流れが見えていればEVでこれほど遅れを取ってはいなかったはず。
このフェイスブックに出ていたアメリカへの留学生の変遷グラフを見ていて、つくづくいかに日本の没落を象徴していることかと痛感している。
日本をこんな状態にしたのは、政治家とそれに一心同体の腐った日本のメディア,それに影響を受けた日本を変える気のない国民全員(全員では無いが残念ながら日本国民のマジョリティがこのタイプなので)せいだと痛感しています。
日本はまた復活出来るのだろうか?