ロンドンから遊びに来ている友人を連れて「禁断のアート美術館」へ。
Museu de l’Art Prohibitというのがここの正式名称だが今まで僕らはそんな名前の美術館が有るのさえ知らなかった。
じつはシドニーの友人からの情報で昨年から開館したと聞いてググってみたら有名なグラシア大通りの近く、ディプタシオ通りに有ると知って友人がロンドンから遊びに来るのに合わせて入場券をネットで取った。
僕は内容について全く事前調査をしていなかった。
名前から言ってどうせ観光客目当てのなんちゃって美術館なんじゃないかとかなり懐疑的だった。
で、その美術館が入っているビルに到着したらかなり立派な建物。
展示は主に2階だが一階から2階へ上がる階段にしても、まさに絵になるような内装。
で、この美術館のテーマは世界中で展示(公開)が禁止されたり、強制的に取り除かれたりした作品だけを展示してある。
で、グロテスクや猥褻な内容のために一般公開が認められなかった作品が多いのだろうとは想像したが、なんと日本でも大いに話題になった「あいちトリエンナーレ」の慰安婦像までもが展示されていた。
じつはこの美術館はスペインでは有名なジャーナリスト「Tatxo Benet 」という人が収集してきた物が展示されているんですね。
彼が韓国慰安婦像をどうやって入手したのかも興味深いが、同様に世界中から多くの作品が集められている。
宗教的な理由で展示反対のデモがあったりした作品もけっこう有る。
いくつか↓に当日撮った写真を載せます。
僕は行く前にけっこう懐疑的だったためか展示内容に驚いたというか気に入ってしまった。
もしバルセロナに行くチャンスがあったら行く価値あるかもです。
地上階や外の中庭(バルコニー)にも展示物があるので見落とし無いように。
まずはこの展示のある建物「Casa garriga Nogues」の写真

↑この建物については興味深い内容がWikipediaで読めます。
↓主な展示は2階にあるのですが、そこへ通じる美しい階段


↓展示物は「禁断」と謳うだけあって、スペイン国王が掘られているのとかかなりえげつない。スペイン国王に関してはかなり批判する人が多いらしい。

↓はこれはデイミアンハーストのパロディでシャークの代わりにサダムフセインが

ジャンクフードを代表するマクドナルド関係の展示は

↓は動画でマクドの窓を掃除している店員(ガラスに向こうに見える)と店の中のテーブルに横たわっているジャンクフードを食べ過ぎた超肥満の女性。

↓は昔のスペインの独裁者フランコがコカコーラの販売機の中に閉じ込められている

↓は解説を読まないと僕は理解できなかったが、ムスリムがメッカに向かって拝む時に使うマット(小さな絨毯のような布地)が沢山並べてあってその上に女性のギンギラギンのハイヒールが。
ムスリムでは拝むのは男で、神聖なマットの上に女性の象徴のハイヒール

そのハイヒールの展示ルームにしても壁や天井の装飾が素晴らしい。

↓これをどこで手に入れたのやら(あいちトリエンナーレから?)

↓はアウシュビッツユダヤ人収容所の入り口ゲートの上にあったサインをリプロで作ったものらしい

ドナルド・トランプのヌード

↓これはご存知バンクシーの作品(本物だろうか? 英国の機動隊への批判作品だが本物だったら何十億円もの価値がある筈)

他にも興味深い作品が(ピカソの春画を含む)