この日記はバルセロナにいる時に書いてそのまま放置されていた分です。
10月20日、シドニーに戻る直前で、ニュージーランドの勝利が決まった思い出深いレースだったので忘れ無いようにアップしておきます。
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土曜日(10月19日)にニュージーランドの勝利で(7-2)、ディフェンディングチャンピオンの防衛が決まった。
僕にとってはとても思い出深いヨットレースの「アメリカズカップ」。
先日の日記でも触れたが、僕がロンドンからシドニーに移ってすぐの頃に、何十年ぶりかでオーストラリアのヨットが優勝しカップをオーストラリアに持ち帰った時に、時のオーストラリア首相ボブホークが感激のあまりその日を突然「ナショナルホリデー(国の休日)」にしてしまった。
その時の彼のセリフ「こんなめでたい日に働くなんてヤボだ。 今日は国民の日で休日!」なんてアドリブで決めた時には「さすがオーストラリア、日本では生真面目な国民が多いのでそんなことをしたら批判されるのでは」と思った。
しかしその後はすぐにカップをアメリカに取り返され、以来ほとんどオーストラリアの艇が活躍というニュースも無く、全くその後のアメリカズカップの動向は追っていなかった。
ところが本当に偶然にバルセロナのビーチ「バルセロネータ」前が2024年の会場だというので、見に行こうということになった。
我が家の前から出ている「バスV19」で会場まで行けるので何度か出かけチャレンジャーを決めるルイビトン杯にも出かけた。
これも偶然なのだが古いロンドン時代からの友人夫婦が我が家に遊びに来たのもアメリカズカップの決勝日でチャレンジャーが英国の「ブリタニア」とい艇なので彼らと一緒にバルセロネータに行ってレースを観戦した。
多くの英国人の応援団やわざわざニュージーランドから来たのか応援団のマオリ族のダンスなどもあり、大盛り上がり。
やはりレースはテレビで見るよりも段違いに楽しめる。
そしてビーチ前に設置された大型モニターは英語で(スペインでのテレビ中継はスペイン語なので僕にはありがたかった)解説を聞きながらレースを観ていた。
その解説を聞いているうちに現代のアメリカズカップ用のヨットが僕が想像していた以上のテクノロジーで制作されていて、まるでFー1顔負けの近代的なものだと知ってメカ大好きな僕はいっぺんで魅せられてしまった。
今のアメリカズカップ艇って海上を飛ぶ航空機なんですよね。
そして大して風が吹いていなくともとんでもないスピードが出る。
左右に突き出た腕のようなキールが片方だけで7トンものあの巨大なヨットを空中に持ち上げているのも驚きだし、あの巨大な帆が何と航空機の翼と同じ効果を生んでいるとか、(帆が二重なのがその理由)
全ての操作は油圧でコントロールされていて、その油圧を送る動力は人間がペダルを漕いで作る。
当然ヨットなので何の燃料も使わずに巨大なヨットを時速100km(風速によるがたいした風速で無くとも軽々と時速90kmは出ていた)超えさえ記録するなんて本当にビックリでますます興味が湧いた。
興味津々でアメリカズカップのルールなども調べ始めた。
環境問題から言ってもFー1よりも今後ますます人気の出るスポーツに間違い無いですね。
まだご覧になったことの無い方はYouTubeでアメリカズカップ2024とかのキーワードで検索してほしいですね。
絶対に驚かれること間違いないです。