最近シドニーでは反ユダヤの目的でユダヤ人が多く住む地域でスプレー缶による悪質な落書きやその地域に路上駐車している車に放火する犯罪が頻発している。
これはイスラエルによるハマス攻撃が長く続き、それに抗議する意味なのか、中東とは遠く離れたオーストラリア内で反ユダヤへの報復的な行動だと想像している。
やっと停戦が始まったので減るのを願っているが。
車に火をつけるだけで無く、ペンキスプレー缶でナチのマーク「ハーゲンクロイツ」を書いたり、家の壁や塀にも反ユダヤメッセージや「ユダヤ人を抹殺しろ」とかのメッセージを書いたり。
オーストラリアは移民の国なので多くの人種が住んでいて、アラブ系もユダヤ系のオーストラリア人も多い。
僕はアラブ系の若者がイスラエルへの抗議の意味でこのような行動に出ているのだと思っていたら、本日(1月16日)未明に起きた事件でどうやら組織で行っているらしいと分かった。
というのもこれらの一連の事件では、セキュリティーカメラに写っているのは常にフードをかぶって顔を隠した若者達なので、アホな馬鹿者がランダムにこのようなヘイトクライムに出ているのだと思っていたのだが、本日未明に被害に遭った家のオーナーは中国系のオーストラリア人だった。
じつはその家は有名なユダヤ人の政治的グループのリーダーが2ヶ月前まで住んでいたので襲ったらしいのだが、ターゲットを決め住所などを調べて来ているわけで、ただのバカなティーンエイジャーがやっているならターゲットの人物の住所などの情報を事前に入手など難しい。
つまり行動に出ているのはティーンエイジャーだが指図をしている人間が他に居るはずと。
今日の事件ではその中国人の家の前に路上駐車してあった3台もの乗用車も全焼してましたね。
組織による計画的な犯罪だと思います。
オーストラリア政府はこのような人種差別的な犯罪には非常に重い刑事罰をもって対処しています。
ちなみにオーストラリアでは公共の場所でナチスのマークを掲げただけで即逮捕されます。