6泊7日の日本滞在はまさにアッという間でした。
特に最初の数日は時差ボケにやられてボーッとしていたので、やりたい事の半分も出来なかった気がします。
本日は高校から大学まで一緒だった同窓の友と蒲田に有るベトナム料理屋ミ・レイで一緒に夕食を。
今僕が宿泊させてもらっている親友のオススメの店ということで。
美味しかったです。 シドニーではベトナム料理もわりとよく行く好きな料理の一つ。
じつは僕が生まれて初めてベトナム料理を食べたのは、確か1975年頃にロンドンからパリに住む友人を訪ねて行った時に連れて行ってもらった時。
長い間ベトナムはフランスの植民地だったので、美味しいベトナム料理の店がパリには幾つか有った。
今思い出したがその店では南ベトナム風と北ベトナム風スープというのがメニューに有って、どちらだったか今となっては全く記憶に無いが、とにかく初めて頂いたエキゾチックな香りにノックアウトされた記憶は強く残っている。
しかし今振り返ってみると、その北と南に別けたスープというメニュー自体がフレンチナイズされたベトナム料理だったのだと思う。
というのも、1980年にシドニーに移り住んでから、当時まだオーストラリア人には一般的では無かったアジアン・クイジーンの店を色々食べ歩いたのだが、シドニーには多くのベトナム人難民が多く本場の味を出す店も増えていたが、一度として南と北に別けた味の違うスープというのにお目にかかったことが無かった。
僕が40年近くも前にパリでノックアウトされたというスープというのはフォーに近いものだったと思うがしかしそれはかなりフランス人が抵抗無く食するレベルに変えられていたのだと思う。
今晩頂いたベトナム料理は本場ベトナムでいただくものにかなり近いとは思うがしかしあの癖の強い匂いの有る魚醤の使用は日本人向けにチョッピリ抑えられていて、これはやはりジャパナイズされているのだと思う。
僕の好みとしてはもう少し魚醤の使用は多めでも良いと感じた。
逆にオーストラリアのベトナム料理ではツケダレなどに入れる砂糖の分量がかなり多めで、それはオーストラリア人の好みに合わせているのだと思うが、僕は今晩の方がベターだと感じた。
それぞれの国の好みに合わせて味を調節するのは悪いことでは無いと僕は考えるので、ベトナムパンケーキというかベトナム風お好み焼きとも言えるバインセオも、このお店のは美味しく料理されていたが、ココナツクリームの風味を生かしたらもっと良くなるのにと僕は感じました。
パリッとした皮の部分を食べた時にココナツの香りがチョッピリ感じるのが好きです。
