図々しいのにも程が、、

快晴の火曜日、今年最初の弓の練習に出掛けました。
温度は30度をそれほど超えてはいないし、風が有って暑さをしのげる日でした。

僕が所属するアーチェリークラブはシドニーオリンピックパーク内のアーチェリー専用施設で、2000年のシドニーオリンピックのために建造されたもの。
オリンピック後はプロショップが出来て、入場料を払って練習することができた。

初心者用の弓の教室も有り、奥行150メートル以上、左右も軽く100メートル以上に及ぶ広いグラウンドなのだが、シドニーオリンピックが開かれた2000年当時「アーチェリー」はスポーツとしてあまりにもマイナーで訪れるアーチャーも少なくまさに宝の持ち腐れ状態だった。

当時僕は家から近い場所にあるアーチェリークラブに所属していたのだが、そのクラブは一般の公園内の一部を仕切り、週のうち日曜日だけ練習ができるという状態だったので、平日も射りたい僕はたまにシドニーオリンピックパークに練習に行っていた。

シドニーオリンピックのために建造されたので施設も素晴らしく、広々とした更衣室にはトイレやシャワー・ルームも有り、僕の地元のクラブとの差を感じたものだった。
その大きな施設をもっと活用しようと、プロショップの人がプロショップの隣に、アーチェリークラブを作り会員を募集した。

僕は仕事を辞めてリタイヤの身だったので、毎日練習できるそのクラブに移った。
それでも平日は(会員のほとんどは仕事をしているので)ガラガラで、広々とした芝のグラウンドで大いにエンジョイしていた。

最近になって映画で(ロードオフザリングとかBrave 邦題は「メリダと恐ろしの森」、などなどキリが無いほど)主人公が弓を使う映画がヒットして、子供から大人まで弓に関心が集まり、当時では考えられないほどの人達が訪れるようになった。

会社の慰安で昔はボーリング大会などをやっていたのが、最近ではそのプロショップで(それも平日に)どこかの会社が社員を何十人も連れて来て弓のコンペをやっていたりする。
ほとんどが初心者なのでプロショップに置いてある弓を使って簡単な講習を受け、コンペをやっているのだが皆キャアキャア言いながら楽しんでいる。

そのプロショップに隣接する僕らのクラブ員は真剣に練習しているのでキャアキャア言う嬌声はあまり歓迎ではないが、最近はもうすっかり慣れてしまった。
何しろ数年前までは通りがかりの人が我々の練習を見るために立ち止っている以外、「人っ子一人いない」ような状態が珍しくなかった。

特に子供たちにはかなりの人気のようでアーチェリー教室には子供が沢山来るようになり、これまたうるさい事甚だしいが、アーチェリーがスポーツとして子供に人気が出るのは良い事(底辺が広がって優秀なアーチャーが出る可能性が増えるので)なのでほほえましく見ている。

今オーストラリアは夏休みの真っただ中なので、親に連れられて沢山の子供たちが押し寄せているのだが、、、何と最近変な事が起きているのに気が付いた。

本日も練習中にトイレに行くと若い男達が(男子の更衣室なので男なのだが)中でお喋りをしている。
見たことのない連中で、アーチェリー教室に来ているのでもない。

で、その男達はシャワールームの順番を待っている。
お喋りを聞くと英語ではない。 どうもドイツ語かまたはオランダ語?のような、僕には分からない。

で仲間のアーチャーに「何か更衣室に何人か溜まっているけど誰?」と聞いたら、何とヨーロッパからオーストラリアの夏に遊びに来ている「バック・パッカー」だというのです。
どうやら若い学生などのバックパッカーの間で、シドニーオリンピックパーク内のアーチェリーグラウンドでは勝手にシャワーなどを使えると「情報」が広まったみたいで、次から次へとやって来るようになっているらしい。

もちろんこの施設はアーチャーのためのものだが、誰でもアーチェリーグラウンドに入って来れてしまうので、車でバックパッカー達が押しかけて来てほぼ一日中シャワーを使ったりしている。
見ていると駐車場から若いのがタオルと石鹸、中には歯ブラシまで持って来て洗面所を独占している時が有る。
あまりにも沢山が来るのでシャワールームは使いっ放し状態で、ほとばしる水が更衣室やトイレの方まで浸水してきて床はベチャベチャ状態。

仲間のアーチャーが言うに、「先日は若いオネーさん達(バックパッカー)が来て、女性用の方に入ったがシャワールームは男性用女性用ともそれぞれ一つなので、順番を待つのが面倒くさくなったのか、何とそのうちの何人かが男性用の更衣室に入って来てシャワーを浴び始めた。 で、友人はまさか女性がシャワー室から出てくるとは思わないので、男子便器で用をたしていたら、すぐ横に裸のオネーさんが立っていたのにはびっくりした」と「ニヤニヤ」しながら話してくれた。

さすが北欧とかヨーロッパの若いネーさん達ですね~、男が目の前でオシッコしてても平気で入って来て裸になってシャワー室に入って行ったりしているらしい。
勿論温水シャワーで無制限に出るのでしょうが(ちなみに僕はそこでシャワーを浴びたことはない)図々しいにも程が有るのではと。

友人のアーチャー達は「若いオネーさんが入って来るなら許しちゃう」なんて冗談とも本気ともつかない事を言っておりますが、しかしこの施設には入場ゲートとか無いので、通りがかりでも誰でも使えてしまうので取り締まる方法が無い。
イヤハヤ、笑っちゃうほどの図々しさです。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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