ブラッド・ビンダー

今日は珍しくバイクのワールド選手権、MOTO-GPについて書きます。

先週の日本MOTO GPで、2016年のチャンピオンが決定してしまい、チョッピリ興味を削がれてしまったが、翌週がオーストラリアオーストラリアGPなので朝からテレビ観戦してました。
最初のレースMOTO-3はあまりにもアクシデント多発でレッド・フラッグが出たほどの激しい戦い。

そのMOTO-3で、早々とすでに今年のチャンピオンを決めていた「南アフリカ」のブラッド・ビンダーの素晴らしい走りを観ていたら、僕がロンドンに住んでいた時にしばしば観戦に出かけ、その走りを観た(同じ南アフリカの)「コーク・バーリントン」を思い出した。

そこで今日は当時のレース・シーンの思い出をダラダラ書いてみます。

1978年のイギリスグランプリで僕はカワサキのピットに遊びに行っていて、その年(翌年1979年も)250cc及び350cc両クラスにチャンピオンとなった、コーク・バーリントンとティーム・メートのグレッグ・ハンスフォードのレースを観戦していた。
ケン鈴木さんという方がマネージャーだった。

あの当時は本当にノンビリしたもので、僕はバイクに乗ってロンドン周辺のサーキットにしばしば出かけ、ピットパスも何も無いのになぜかパドックに入り、そこで知り合ったのが片山敬済選手だった。

(僕が日本人で、変わったバイク(モチェック・ハリアーというCB400fourを元にロンドンのディーラーが製作したバイク)に乗って入って行ったらファクトリーの日本人の一人だと勘違いされたのかもしれない。
あれはドニントンだったかオルトン・パークだったか、記憶がハッキリしない。

片山敬済はヤマハのマシーンに乗っていた頃なので1977年か1978年だったと思う。
今は知らないが、当時のWGPシーンでは、欧米で行われるレースを観に来る日本人は珍しかったのか、すぐに友達になった。
以来、バイクレースを観戦に出かける度に片山さんにお世話になった。

パドックには日本人のメカニックも数人ほどいて、片山さんのメカニックや、フランコ・ウンチーニだったかグラツィアーノ・ロッシのメカで働いていた「荒木さん」というとてもヒョウキンな方もいた。

そのパドックでカワサキティームを率いるケン鈴木さんと知り合ったのもたぶんその頃だったと思う。
タンデム2気筒のカワサキKR250やKR350 は本当に強かった。
1978年、1979年に上記のコーク・バリントンが250、350両方のカテゴリーでチャンピオンになったマシーンです。

片山さんは1989年にホンダと契約をして、NR500のその年のデビュー戦がシルバーストーンだったのだが僕もその場にいた。
片山さんのティーム・メートはイギリス人のミック・グラントで、初のお目見えのため沢山の報道陣に囲まれたホンダのライダー2人が吹かすフォーストロークのエキゾーストノイズに痺れた。
そう、その当時はグランプリマシーンは全て2ストロークの時代だったのでフォーストロークは特殊に感じたものです。

1989年のシルバーストーンといえば、ホンダと契約をしてタップリ契約金をもらったのか、片山さんの凄いモーター・ホームを見せてもらった。
片山さんは(いま思うとそのモーターホームもNR500と同じようにお披露目だったのかも)多くのライダーやティーム関係者がモーターホーム内を見学に来ていて、あるスペイン人を紹介された。

僕はそれが誰だかすぐに分からず、片山さんに「田邉さん、彼はスペインでは英雄なんですよ」と言われ名前を聞いたら「アンヘル・ニエト」だった。
失礼な事に当時の僕は500ccのレースしか興味無く、50ccと125ccで13回も世界チャンピオンになったニエト氏の顔を知らなかったのです。
当時はスペインにもそれ程興味を持っていなかったので「英雄」と聞いてスペインでのバイクレースの人気を知った。

今これを書きながら、アンヘル・ニエトでググったら僕と同じ1947年生まれだと知った。
昔の記憶を辿りながら、思い出す名前を次々とググったら、カワサキのケン鈴木さんは軽井沢でペンションを経営されている事や、片山さんもお元気で活躍されているのを知って嬉しく感じました。

今度軽井沢に行くチャンスが有ったらそのペンション「シルバーストーン」に泊まらせていただこうかな。

どんどん昔のバイク・レースのシーンが蘇って来るのですが(グレアム・クロスビー、モリワキさん、etc etc)キリがないのでこの辺で。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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