一昨日にサンクト=ペテルブルクに到着してから、ガイドさん達が言うように天候がすぐれません。
常に重い雲がかかっているような状態で、いつ雨が降り出してもおかしくないという空模様。
ガイドたちいわく、夏のサンクト=ペテルブルクでは出掛ける時にハンドバッグに傘とサングラスを入れると。
冬は湖も凍るほど寒いのは想像できるが、夏のサンクト=ペテルブルクは、カラッと晴れているのではと想像していたので、ちょっとガッカリ。
旅行雑誌などに載っている、観光用の写真にはけっこう騙されますね。
騙されるといえば、昨日に行ったエカテリーナ宮殿にしても、大戦でナチスドイツに破壊されたのを修復し、内装もほとんどが再現されたものだと聞いて、なるほどだから重厚さに欠けるのだと納得。
ハッキリ言ってキンキラキンの部屋は、まあ当時もそうだったかも知れないが品が無い。
やはりベルサイユ宮殿なんかを観てしまうと残念ながら比較にならないという感じです。
しかし大変な人気で、訪れる人の数の多さと混雑は凄いですね。
これは確実に中国人の客の多さに関係しています。
というのも僕が想像するに、中国人には同じ共産国という事で、ビザの取得がとても簡単なのではないかと思います。
ひょっとしたらビザ無し渡航も可能なのかも。
あ、正確に言うとオーストラリア人や日本人でも、確か48時間以内だったらビザは到着時に貰えるはずです。
その大変な数の中国人の団体旅行者達は、我が物顔で人がちゃんと列に並んでいても無視なんかは日常茶飯事、昨日も噴水のショーが始まるので池の前の柵に並んでいたら、後ろから無理やり割り込んで来て、いつの間にか我々の前に、そして例の「自撮り棒」でパチリパチリと。
1日の観光を終え船に戻って、夕食時にその話題になって、オーストラリア人の夫婦が「私達のいた所にも、割り込んで来た中国人の男が、私の足元に”カーッペ”と言いながら痰を吐いた。 私の靴にひっかかるかという至近距離で! 全く行儀が悪い」と言う。
一緒に夕食を共にしていた他のオーストラリア人も、「宮殿内で携帯電話で思いっきり大声で話している、あまりに大きな声なので喧嘩でもしているのかと思った。 近くにいた人が、シーっと言っても全く無視、他の人もその大きな声で話している中国人のオバさんの肩を突いて、ここは宮殿内で皆見学中だというようなジェスチャーをしても、カエルの顔に水状態だった」と。
中国人の悪口をここで書き並べる気は無いが、スペインから始まって、ロンドン、スコットランド、コペンハーゲンとずっと周って来ている僕らには、ここサンクト=ペテルブルクだけの現象では無いとオーストラリアの旅行客達に説明。
戦後日本も急速な復興を果たし、経済的に豊かになり多くの日本人が海外旅行に出掛けるようになった1970年代中期ごろから1980年代には同様な事が起こっていたのかも知れないですけどね。
さて、本日観光は午前中はラスプーティンが殺害されたので有名なユスポフ宮殿見学、昼食を挟んで午後は河の遊覧船で周りましたが、昼食まで降っていた雨も運良く船に乗っている間は止んでいました。
僕らが参加しているこのツアーの良さは時間がタップリ取ってあるので、かなり隅々までゆったりとこの街を観光出来る事。
明日はサンクト=ペテルブルク郊外の宮殿に見学に出かけ、夜はバレー観劇との事。
全てをお任せなのでラクなのは確かですが、特にサンクト=ペテルブルクでは個人で出かけると入場券を買うのに多くに時間が費やされ、娘が来た時の話では、何時間も入場まで待たされた所が多く、見たい所の何箇所かは諦めざるをえなかったとの事。
ロシアのビザ取得にしても、ツアー会社のパッケージを購入しないとかなり面倒くさい観光地であるのは確かのようです。
↓ユスポフ宮殿写真は、ラスプーティンが毒殺された(諸説有って定かでは無いが)という場所が地下室でとても暗く、iPhoneで撮影しなかったので残念ながらここに載せられません。
宮殿内ではロシアの歌の(アカペラ)ステージなども用意されていました。

↓宮殿内にはプライベートシアターも。 宮殿と言ってもキングやクイーンの住居では無く、個人の豪邸という方が適切だと思う。

午後の河の遊覧船で↓



↑の写真で分かるように常に空はグレーです。