シドニーに戻って来て、街のいたるところに黄色の自転車(少ないが赤い色のもある)が転がっているのを見て、最初はそれが自転車シェアのサービスだとはすぐに気がつかなかった。
というのも、写真のように↓まるで放置自転車で、スペインやロンドンのように一箇所にかたまって駐輪している設備が見えなかったから。



ここ数日は我が家の真ん前にも放置されている自転車が有るので、近寄って確かめてみた。
数日経つがいっこうにその自転車を回収に誰も来ない。
それにしてもそのレンタル自転車がいたるところに放置されているというのは何とも不思議。
借りた人がスペインのように決められた駐輪施設場所まで返還しないのか?
返還しなければ借主のレンタル料金がずっと増え続けてしまわないのか?
いったいどんなシステムになっているのかよく分からない。
ネットで検索したら「oBike」という世界的にレンタル自転車サービスを展開している会社らしい。
メンバーになるには69ドルで、レンタル料は1・99ドル/30分と出ている。
これが安いかどうかは別として、たぶん最低レンタル時間の30分を借りて、そのまま乗り捨てているのが多いのだと感じる。
つまり乗り捨てた瞬間にレンタル終了になるのだと想像する。
とにかくオーストラリア人のマナーが酷いのか、その自転車が歩道の真ん中に投げ出されるように放置されているので、歩行者の邪魔だとワイフは公園の横のスペースに移動したり。
それよりも何より僕が驚いたのは、今回10月にバルセロナに行くまでこのようなレンタル自転車を一度も見たことが無かった。
たった3ヶ月の間に一社だけでなく(赤色もあるので)いくつかの企業がレンタル自転車のビジネスを始め、あっという間に「邪魔になる程の量」になっている事。
10月には一度も無かったのが、当たり前のようにサービスが始まっているというこの手のビジネスの速さに驚いている。
しかし上でも書いたが、オーストラリア人の道徳観というかマナーがどうしようもないので、レンタルバイクを海に投げ込んだり、崖から落としたりというのも頻発しているらしい。
どうせガキが面白半分にそういう悪さをしているに違いないが、そういう行為に対してオーストラリア人は寛容というか、甘いというか増長させてしまっている。
幸い盗難(いわゆる自転車泥棒)などはスペインよりも少ないようだが、いったいこんなサービスがオーストラリアで成り立つのだろうかと心配してしまう。