「ふうてんの寅さん」という映画が昔あった。
寅次郎が葛飾に戻って来ても、またすぐに旅に出てしまうストーリーはお馴染みだが、なんだか僕自身が最近彼に似て来ているのではと感じ始めている。
過去何年にも渡り旅ばかり続けて来たので「クセ」になってしまったのか。
娘がコペンハーゲンに帰って、静かで平和な日々が戻り、溜まっていた書類整理などが一段落したら、何処かに出掛けたい気持ちになりウズウズしている。
娘と彼女の友人たちが帰ってからまだ10日も経っていないのに、まるで「ふうてんの寅さん」でしょ。
昔は長い旅から帰って来ると、「疲れた〜、ヤッパリ我が家が一番だ、落ち着く!」と、ホッとして旅の疲れを癒していたのですが、最近はそう感じる度合いも減ってまたすぐに出掛けたくなるんですよね。
という事で、明日からワイフの姉が今休暇を過ごしているMerimbula というリゾート地へ短期旅行に出かけることに。
Merimbula はシドニーから南へ500km超の、ヴィクトリア州に近い海辺の保養地です。
こんな辺鄙な場所には普通ならレクサスで行くのだが、偶然(僕は全く知らなかった)Coomaという場所にテスラのスーパーチャージャーが最近設置されたのを知り、これは長距離ドライブには良いチャンスという事で、テスラで初めての外泊旅行を。
途中ゴルバーンという場所で1回目のチャージをしながら朝食を取り、その後Coomaのスーパーチャージャーで補充する予定。
詳しくは日記にアップしたいと思います。
二泊三日という短さなので「旅行」と呼べるほどではないですが、今まで行ったことの無い場所なので楽しみではあります。
知らない街や地域に行くのは本当に楽しい。
あ、そうそうフーテンの寅さんといえば「渥美清」さんですが、彼自身もかなり旅は好きだったようです。
僕の父が「後進国援助関係」の仕事をしている時に、現地視察でケニヤに出かけたのは1964年(そう東京オリンピックの年)。
現地を視察して回っている時に、ナイロビから離れた辺境で渡し舟に乗って川を渡ろうとしたら、現地人に混じって東洋人が乗って来た。
こんな場所に東洋人を見るのは珍しい(1964年ですから今から50年以上も前なので日本人などはまず行かないような場所)と、顔を見たら何と渥美清氏だった。
どうしてこんな場所に俳優がいるのか?撮影で来たのかと聞いたら、「プライベートで旅行が趣味だ」と話してくれたという。
当時僕はまだ17歳だった。
当時はパスポートの取得も大変だったが、持ち出せる外貨も凄く限られていた。
(たぶん昔の僕の日記に書いたと思うが)そんな限られた外貨なのに父が日本に戻って来たら、腕にローレックスをしていた。
当時の価格がいくらだったか知らないが、決して安く無いはず。
父は限られていた額以上の外貨を持ち出したのかもしれませんね。
その時計は今は父の形見として僕の手元には有るが、ブランド物が好きでも無いし、時計などは機能が最優先の僕には全く「猫に小判(小判というほどローレックスに価値は見出せないが)」状態です。
もうあれから54年も経つんですね〜。