無人レジ

浦島太郎の僕は、日本のスーパーでセルフのレジがどのくらい普及しているのか把握していないが、僕の住むシドニーでは大手スーパーの無人化(というかセルフ化)は相当進んでいる。

ボンダイ・ジャンクションのコールズやウールワースには有人のレジとセルフのレジが設置されていて、いつの頃からか僕はセルフの方を使うのが増えた。
正確に言うと、有人のレジに誰も居なければそちらに行く。
しかしどちらかというと、無人のレジの方が空いているのでそちらを利用という感じ。

セルフ(と言うのが無人と同じなのかよく分からないが)の場合は、読み込む装置の調子がイマイチだったり、買い物客が押し間違えたりなど100%では無いので、何台かの器械の近くに係員がいて、問題が発生した時にはすぐに来てくれる。

セルフのレジの場合には必ず誤魔化す人間もいる。 勘違いもあるが、例えば野菜や果物の種類によっては、値段が変わる。
アボカドやマンゴーでサイズや
種類によって1kg当たりの価格が違うのだが、無意識か意図的かはあるが、安い方を選んでも、ほとんどチェックされない。

自分で画面からその野菜の種類を探しタッチするのだが、僕もたまに迷うことがある。
見るからに違う商品では無く、リンゴのように同じ赤い色のを選んでも多くの種類がある。
逆にいえば、間違って高い方を選んでしまう場合もある。

オーストラリアではあまり経験しないのは、野菜売り場で自分の欲しい量を自分でハカリに置いて、画面上の種類の番号を打ち込んで、印刷される価格の表示されたステッカーをその袋に貼るというのはスペインではかなり普及している。

スペインに訪れた当時はこれに慣れず、全ての買い物を終えて、有人のレジで自分の番になって気がついて、また並び直すなんて事も何度か経験した。

こういう消費者の良心に任せるやり方で、ロス(損失)がどのくらい出るのか知らないが、先日グロリアの「カレフール」のメガストアで買い物をして、無人のレジにいたら隣のレジで買い物をしている人が中身とレシートのチェックを受けていた。

で、その検査が終わった頃に、僕の器械が故障したっぽいのでその係員を呼んだら、僕の買い物内容(故障する前にすでに読み込ませて袋に入れてあった商品)チェックも同時にチェックし始めた。

もう数年間シドニーでは無人レジを使っているが、僕は自分がチェックを受けた事も、また他人がチェックを受けている場面にも出くわした事はないが、やはりスペインではかなり「誤魔化す」人が多いのかもと。

そういえば、このカレフールのメガストアには入店する前に大きなバッグやバックパックなどは中身検査をし、封印する事もやっています。
つまり店内では店の買い物カゴ以外には使えない、レジで初めて金を払ってからその封印を解いて買った商品を自分のバッグに収めるという方式です。

スーパーによっては、ワイフが使う車輪の付いた買い物カートを持ったまま店内には入店出来ないようになっています。
入店の前にそのカートをチェーンで繋ぎコインを入れてロックし、鍵を抜いて店内で買い物を終えるまでそのカートに商品を入れられないという方式で、これもオーストラリアでは見た事が無いです。

先日ワイフの財布が電車内でスられ、現金を抜いたその財布を路上に捨てたのを、拾った人が中に入っていたワイフの身分証明書を見てわざわざ届けてくれた事があって以来、スペインにも正直で親切な人がいるのは知っているが、EUが出来て以来色んな人種が混ざり合うヨーロッパでは企業も自衛しなければならないんでしょうね。

日本こそ無人レジの損害が少ない国だと思うが、逆に「お客様は神様」方式が根強い国なので無人化なんかは「合わない」のかも。
だからこそ先進国なのに無人化が進んでいないのかも。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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