領事館からのメール

デジタル化においては何事も対応の遅い日本政府だが、最近頻繁に在シドニー日本領事館からメールで種々の注意報が送られてくるようになった。

ヨーロッパを中心にテロ被害が増え、同地域への渡航を計画中の日本人は渡航先や期間などを「登録」するようにという呼びかけに僕が応じてメルアドを登録したからかもしれない。

で、昨日届いたのは、ワーキング・ホリデーでオーストラリアに渡航する人達への注意報だった。
僕のように、オーストラリアに長年住んでいる人間には関係の無い内容なのだが、昔「僕が関わっていたお仕事」の事もあり、興味深く読んだ。

若いワーキングホリデー・メーカーにはよく起きる問題で、当時僕はレイプなどの性犯罪の被害者には何度か(民事訴訟も含め)ヘルプしていたのだが、今回送られて来た犯罪の内容の中にはネットを使ったのも含まれていて、時代を感じる。

僕が最後にワーキングホリデーや学生ビザでオーストラリアに来た方のお世話をしたのはもう20年も前になるから、当時はインターネットも無い時代だった。

それにしてもシェアハウスの物件も見ずに金を先に払ってしまうというのはいくらなんでもナイーブ過ぎるとは思います。

以下にコピペでこの僕のブログを読んでいる方の参考になればと領事館からのメールの抜粋を添付しておきます。
タイトルは「ワーキングホリデー制度のよる渡航者へのご注意」となっています。
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ワーキングホリデーの方々から職場やシェアハウス関連のトラブルが多く当館に寄せられています。

○シェアハウス関連
・インターネット上の掲示板に入居者募集の案内があったので応募し、大家と連絡を取って敷金等を支払ったが、実際に家に行くと既に別人が居住しており、大家とも連絡がとれなくなった。
・退去時に大家から室内の家具を傷つけたと難癖を付けられ、高額な賠償を請求された。
・契約時知らされていたのと全く違う部屋に入居させられた。
・大家からセクハラされた。
・シェアメイトが断り無く私物を使ったり部屋を汚したりし、注意しても聞き入れてもらえなかった。
・ゴキブリが出るなどの不衛生な環境で、大家に訴えても相手にしてもらえなかった。
【対処法】
 シドニー市内は家賃が高騰し、シェアハウスに入居するケースが多いと思われますが、入居前に必ず下見をして居住環境を確認し、できればシェアメイトと直接会ってどんな人物か把握しましょう。また大家とは契約書を交わし、またその契約の内容をしっかり把握しておきましょう。
 シドニー市及びNSW州がシェアハウスに関する注意事項やトラブル発生時の相談先についてまとめていますので是非お読みください。
http://www.cityofsydney.nsw.gov.au/live/report-local-issues/unauthorised-accommodation/share-accommodation-tips  シドニー市
https://www.tenants.org.au/factsheet-15-share-housing  NSW州

○職場関連
・ファームで農作業中に怪我をしたが、治療費を全額自己負担させられた。
・スーパーのレジ打ちとして稼働中、雇用主に「レジの金を盗んだ」として泥棒扱いされ、不当に解雇させられた。また、それまで働いた分の賃金も払ってもらえなかった。
・当初の説明よりも低い給料しかもらえず、違法な残業を課せられた。
・街で「稼げるアルバイト先を紹介してあげる」と声をかけられて話を聞くと、「登録料」として数百ドル請求され、言われるがままに振り込んだがその後音信不通になった。
【対処法】
 稼働前に職場の環境を確認しましょう。雇用先と契約書を交わし、給与の金額や支払時期について明確にしておきましょう。職場にタイムシート等が無い場合は、稼働時間について後に確認できるようにしておきましょう。
 また、オーストラリアでの治療費は非常に高く、いったん入院すると数万ドル請求されることも珍しくありません。必ず海外旅行保険に加入してください。

以下略
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スーパーのレジ打ちの仕事は、たぶんアルバイトを違法に雇うので問題になっているオーストラリアの「コンビニ」だと思います。
オーストラリアのセブンイレブンなどは、かなり問題点をメディアで取り上げられています。

シェアハウスでゴキブリが多いというのは、シドニーやブリスベンなど温暖な地域では避けられないです。
大家さんがいくら頑張っても隣の家からもバンバン来ますし。
日本よりもはるかに多いです。

ちなみに今この日記を書いているバルセロナのアパートですが、昨年から一度も見ていなかったのに、今年の夏が本格化してから何度か見かけるようになりました。
さっそくゴキブリ駆除の薬を塗ったりしていますが、オーストラリアよりは少ないかな。

あ、そうそう大家から家具を傷つけたと難癖をつけられてというトラブルですが、僕の娘がコペンハーゲンで借りていたアパートを引き払う時にも似たような問題が発生し、あまりに不当な要求なので弁護士に相談して解決しました。
家主はイラン出身で、彼らはデンマーク人には無い「独特な考え方」を持っているのには驚きました。

オーストラリアにも似たような問題は多いです。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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