最近日本領事館からのメールがいくつか来ています。
ちょっと重要な内容だったのでブログに書かなければと。
まず
[移民法の改正に伴う入国時荷物検査の厳格化]というタイトルのメールには
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オーストラリア内務省は,移民法の改正を行い,オーストラリアへの入国に当たり,持ち込み禁止物品を所持していた場合,ビザをキャンセルし,入国を拒否する事が出来るよう法改正を行いました。
1 オーストラリア内務省は,移民法の改正を行い,オーストラリアへの入国に当たり,持ち込み禁止物品を所持していた場合,これまでは同物品の没収や罰金などで対応していましたが,今後,場合によっては,当該物品を所持していた人のビザをキャンセルし,オーストラリアへの入国を禁止することが出来るよう,法改正を行いました。また,この新規則の下でビザがキャンセルされた場合,その後3年間に渡って,新たなビザは付与されないとのことです(詳細は下記参照)
https://www.legislation.gov.au/Details/F2019L00575
https://www.legislation.gov.au/Details/F2019L00575/Explanatory%20Statement/Text
2 つきましては,オーストラリア入国に当たっては,これまで以上に入国時における荷物検査が厳格化されることが予想されますので,渡航前に持ち込み禁止物品をよく確認し,同物品を持ち込まないよう,いままで以上の注意が必要です。持ち込み禁止物品については,下記駐日オーストラリア大使館のHPをご参照ください。
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html
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ご存知の方も多いと思うが、オーストラリアは食料品などの持ち込み禁止品が多い。
食料品以外でも「木工製品」などのお土産品で規制される物は多い。
たぶん世界で最も厳しい国だと思う。
じつは日本でも生肉など輸入禁止品は少なくないのだが、比較的緩いというか僕が日本人だからかも知らないが、最近10年以上税関でカバンを開けることさえ要求されない。
オーストラリアでは入国時ほぼ100パーセントの乗客が旅行カバンの中身のチェックを受ける。
チェックの方法はいくつかあり、口頭で持っている物を説明するだけで通関出来る場合もあるが、ほとんどがレントゲンに通して食品などがカバンに入っているかを見る。
レントゲンに食品が映っている場合はカバンを開けて調べを受ける。
もちろん麻薬を見つける犬も使われるし、種々の方法で輸入禁止品を調査している。
移民の国なので、祖国を一時的に訪れた時に持ち帰って来る食品で輸入禁止対象の物が含まれている場合が多い。
これは特に東洋人に多いんですよね。(中近東系の移民も多いですね)
乳製品や卵(の使われた食品も含む)など特に厳しいのに、ピータン(皮蛋)を申告もせずに大量に持ち込もうとしたり。
東南アジアからの客で、コウモリの干物とかヤモリの干物など「食料品!!として持ち込もうとして捕まったり。
入国カードには詳細に持ち込む物への質問が書かれているが、そもそもそれらの食品を持っているという項目にもチェックを入れずに隠して持ち込もうというのがとても多い。
今まではそれらが見つかった(バレた)場合、「厳重注意」もしくは「罰金」を科せられるのだがほとんどが一律220ドルだった。
確か空港には到着した乗客の見えるところに最高2万ドルの罰金が科せられるという注意を喚起するポスターも有ったはず。
で、まず「最も大事」なのは輸入既製品かどうか不明な場合は必ず「所持」の項目にチェックを入れ、検査場の係官に聞くこと。
これをしないで(本人が入れたのを忘れていた場合でも)見つかった場合はかなり時間をかけて取り調べを受け、上記のようにその品を没収されるだけでなく罰金を払う事態にも発展する。
これだけ厳しいのだが、今回の移民法の改正によりなんとビザの失効で「入国拒否」も出来るようになったという。
僕のように相変わらず日本国籍を持ちオーストラリアには永住ビザで住んでいる人間にとって、場合によってはそのビザを失ってしまう可能性もありうるという改正なんですね。
ちゃんと申請をして隠して持ち込まない限り、輸入禁止品は取り上げられるだけで罰金も払うことも入国拒否なんて事態にまで発展するような事は無いとは思うが。
今回の処置はテロ事件に関与しているような人物を国から追い出す目的もあるのかもしれない。
ちなみに一旦厳重注意や罰金処分を受けた人の名前は登録されるので、ブラックリストに載り次回には取り調べの対象になりやすいです。
さてその日本領事館から来たメールですが、すぐ後にまた別のタイトルのメールが届きました。
それは次に日記に。