オーストラリアや英国で生まれた場合は「Birth Certificate 」いわゆる「出生証明書」が発行される。
今回娘が出産した子供(僕の孫)の将来を考えてオーストラリア、英国、デンマーク(デンマークで生まれたので)そして日本を選べるようにと、それぞれの国へ出生届を出すために動いている。
そこで娘から僕の「Birth Certificate 」のコピーが有るかと聞かれたのだが、今更ながら日本国では「出生証明書」というものが無い、それに代わるのは「戸籍謄本」だと答えた。
「日本では出生証明書が無い」と最初に言ったら娘はかなり驚いている。
それに代わる「戸籍謄本」は英語では「Family registry copy」になるらしいが、逆にオーストラリアでも英国、デンマークでも戸籍謄本は存在しない。
ただ単に本人の「Birth Certificate (出生証明書)」があるだけ。
他には国民認識番号などで(アメリカはグリーン・カード)必要なことは全て足りるわけで。
戸籍登録システムの違いなのだろうが、この「戸籍謄本」システムを採用している国は日本国以外に有るのだろうか?とググったら案の定、世界中で日本以外は中国と台湾だけだった。(韓国も2007年に廃止)
戸籍の筆頭者に子供が所属する家族主義を証明するようなこの制度、西欧から見たら「特異」なシステムが日本の風土習慣というか日本人の「考え方」強く影響を与えているのかも知れない。
事故を起こしたら、その親とかが報道陣に追求されるように謝罪をしたりが「変だ」と考えない日本なわけで。
で、今回あらためて娘がまだ僕の戸籍に入っている事に気がついた。
あまりにも僕は「浦島太郎」なので、戸籍謄本には親子二代までというのを忘れていた。
で、子供(非嫡出子)産んだ娘は、未婚なのでまだ僕の戸籍に入っていたが、親子孫の三代は入れないので娘の戸籍を作ってそこに孫が入るという事になる。
コペンハーゲンで出生届を出す時に新たに独立した娘の戸籍も作られるので、現在の戸籍についての記載も必要なのだが、(間違って記入すると非常に面倒くさい事態になるので)いくつかの点で確認したいのだが、僕の戸籍謄本を見て確認したのだがここはコペンハーゲン、簡単に入手出来ない。
親父が死んだ2002年に死亡届かなにかで日本で手に入れた戸籍謄本は確かシドニーにあったはずだが、それは(確か謄本などは有効期限が3ヶ月か6ヶ月だったので)今回スペインにもコペンハーゲンにも持って来ていない。
そういえばスペインの居住権取得の時でも僕の出生証明書は必要無かったですね。
僕の戸籍謄本は田園調布区役所にあって、昔(もう15年以上前)オーストラリアから電話で問い合わせをして、郵送で送ってもらった事があったのでコペンハーゲンから電話をしてみた。
どうやら今はもう郵送で送るサービスは大田区区役所本庁(蒲田)でしか扱っていないらしい。
本庁に電話で話したが、インターネットの発達したこの時代に海外への送付にはあまりにも手続きが面倒なので諦めようかと考えてしまった。
(今回の孫の出生届には僕の戸籍謄本は必要というわけでは無いので)
まず全くオンラインでの申請は不可。
申請用紙のダウンロードは出来るが、それをプリント・アウトして記入後に郵送。
郵送で受け付けてもらって、謄本を送ってもらうのでも、戸籍謄本発行代金や返信郵送料などの支払いが海外からはクレジットカードなどが使えない。
当額分の国際郵便為替を購入して申請するんですね。(国際郵便切手券というのも有るらしいが)。
この辺はIT化は全く進んでいないんですねえ。
少々シラけています。