朝、娘のスマホに日本領事館から電話があった。
先日提出し、領事館員がチェックしてから受理されたはずの出生届に不備があるから、訂正のために領事館に来るようにとのメッセージだという。
「不備?」「訂正箇所?」と娘と早速出かけた。
これで僕にとっては4度目の領事館訪問となる。
提出する度にまるで重箱の隅を突くように色々と指摘される。
提出時に受け付けた係官も一緒にチェックしているのに後からまた違う箇所がと。
で、今回は孫と娘(孫を生んだ)名前に「点 (・)」を入れてしまっているので受け付けられないという判断だという。
当然最初に提出した時には係官もその部分はチェックしていた。
じつは孫の名前を記入した時に、日本語の出生届には苗字(姓)の欄と「名」の欄が有って、孫の名前は英語で書くと「OTTO TOMAS. TANABE」なのだが、その記入欄の姓には「田邉 」そして名の欄には「オットー・トーマス」と記入した。
そのオットーとトーマスの間に入れた「・」が認められないという。
トーマスはミドルネームなのだが当然日本の出生届にはミドルネームのセクションが無いので、日本語で書いた場合オットーとトーマスが1つの名前に見えないように「点(・)」を入れた。
じつは我が娘の名前もミドルネームがあって、日本語の戸籍には「カーラ・美玲」となっていたはずだと記憶していた。
なので同様に「・」を孫の名前にも入れて提出した。
領事館に着いて、その「・」の部分に横線二本を入れて訂正拇印を入れたのだが、その係官いわく「昔は点を入れても受け付けていたが、規則が変更になったので受け付けられないから」という。
そうなんです、訂正を求められた時に僕は手元に日本の戸籍謄本が無かったので記憶で娘の名前にも「・」が有るはずと思っていたがのは勘違いだったかと思ったら、日本国政府が(いつだか知らないが)変更したからだという。
その上、娘のサインも日本語で僕が書いて娘が拇印したのだが、本人が書いていないからダメだと言う。
で、なんと今度は本人がローマ字で書き込んでも良いという。
??? 先日提出した時には日本語で書かなければ受け付けられないと言われたのに。
他にも母親(我が娘)の国籍の欄に「日本」だけではなく現在所有している英国やオーストラリアも記入せよと言われ訂正。
出生届は訂正用の拇印でいたるところ「真っ赤か」状態。
訂正しながら娘が「とてもpickyねー」と。
「picky」とは細かい事に凄くこだわるという意味なのですが、まさに重箱の隅を突くようにということです。
結局僕はデンマークの「出生証明書(バース・サティフィケート)」の足りない部分などを含めて領事館に4回行かなければならなかった。
ロシアの観光ビザを自分で取得するのにシドニーのロシア領事館に4回言ったのを思い出した。
ちなみに娘が孫のために英国国籍取得とパスポート取得申請は何と全てオンラインで(孫の写真もオンラインで送付)、英国領事館に行く必要も無くもうすでに送られてくるらしい。
いちいち「・」が有るとかないとかなども含めて全て「紙」に記入し訂正印を何度も捺してとか、もうそんな時代では無いはずなのにと思うんですけどね、さすが日本というか。
今回提出した「紙の出生届」はいつまで国は保管するのやらと。
今まで国民が提出した出生届何千万枚(億?)は全てどこかに保管されているんですかね?