「出る杭は打たれる」という表現は日本でよく使われる。
英語では「the nail that sticks out gets hammered down 」が近い。
ワイフに「欧米では出る杭は打たれるような事は有るのかな?」と言うと、「そもそもその英語の表現the nail that sticks out gets hammered down は日本の社会を表現する時に使うくらいで、欧米ではほとんど無いわよ」と。
つまりこれは日本が最も顕著な国なんでしょうね。(韓国や中国ではどうだか?)
なので日本人はこの表現になんの違和感も覚えていない。
出る杭は打たれるのは当たり前の事で、「変だ」と考えられない。
日本人は自分たちが考えている以上に保守的で、新しいものに対して否定的であり、他人の行動に対しては横一線でなければ不愉快になり、不安を覚える国民なのではないかと、頻繁に感じるようになっている。
メディアもそういう風潮を維持させようとしている。
日本人はすでにある技術を発展改良させるのは得意だが、今までに無かった技術を創造することは得意では無いのも、こういう意識が根底に有るからだと。
コツコツと研究を続けて行くのは得意だが、発想力、創造力の弱みが日本衰退に輪をかけている。
頭の硬いジジイ世代になってしまっている昭和22年生まれの僕でさえ、日本のマジョリティの頭の硬さには呆れてしまう事が多いです。
例を挙げたらキリが無い。
デジタル化、キャッシュレス化、未だに日本独特の年号と西暦を混同させ、ハンコが使われ、女性の社会的地位の低さは先進国どころか全世界の国でもほぼ最下位に近い。
高齢化、人口減少、少子化問題などを抱える日本においては大改革が必要なのだが保守性が壁となっている。
日本人の意識改革が無い限り衰退して行くばかり。
日本を外から見ている僕にとってはそれが鮮明に見えてしまう。
日本人の意識を変えるにはまず既存のメディア、テレビや週刊誌の影響を受けず、SNSやYouTubeなどの多くの情報から正確で正しい情報を選択する(出来る)能力を身につける事でしょうね。
昔、テレビを見るとバカになると言われたが、SNSやYouTubeでもフェイク・ニュースや不正確な情報は多いが、真実もある。
既存のメディアよりもマシなのは選択肢が多いということで、正確な情報に出会える可能性がある。
残念ながら日本人にとっては(マジョリティの国民は)情報源が日本語という制約がある。
元の情報源は英語でも、翻訳によって(意図的に)曲げられる可能性がある。
世界中の情報を元(生)のまま得ることが出来ないのが「日本人が保守的であり、柔軟な思考が出来ない」体質から抜けられない原因なのかもしれない。
出る杭は打たれてしまう国なのですから。