指タコ!

アコースティックギターを弾く人は爪を使う。
フィンガー・ピッキングはクラシックギターでも当たり前に爪を使う。

プロの人は毎日のように練習し爪を使うので人によってその爪の強さで音色も変わるし、爪の弱い人は割れてしまったりする。

僕の好きなアコースティック・ギタリスト「トミー・エマニュエル」がインタビューで「僕の爪は丈夫では無いし酷い音しか出せないので、指タコで弾くように切り替えた」というのを聞いて驚いた。

皮膚にできる「タコ」は英語では「Callus 」なのだが、英和辞典で「callus 」を入れるとそのまま「タコ」や「皮膚硬結」と出てくる。
医学名は「皮膚硬結(ひふこうけつ)」らしい。

確かに彼の指をみると爪が長くない。
つまり爪で弦を響かせていない。
彼の「タコ」は毎日鍛えないと硬さが変わってしまうので数日弾かなかったりしたら、その硬さに戻るまで必死に練習(弾いて)硬さを取り戻すという。
風呂などに長く使っても硬さが変わってしまうので苦労するという。

そしてその硬さはサムピックの音色に近いので満足しているという。
オーストラリア出身の彼は初めてレコードやラジオでチェット・アトキンスの演奏を聴いて真似しようと努力した。
チェット・アトキンスの演奏を生で観たり映像を見る機会がなかったので、耳から入ってくる演奏を聴いてチェット・アトキンスのレベルに迫るように頑張ったがとても難しい。
その後彼はチェット・アトキンスの映像を見る機会があった時に親指に嵌める「サムピック」を使っているのを知る。

彼には目から鱗というか、全ての謎が解明できてその後は自分の演奏が「爆発的」に進歩したと語っています。
トミー・エマニュエルは今や「アコギの神様」と呼ばれていますが、偉大なるアコースティック・ギタリストのランクで史上9位にランクされています。

ここまで書いて、ジョアンゴ・ラインハルトとブラックサバスのトニー・アイオミの事が脳裏に浮かんだ。
この2人はギターのフレットを押さえる(右利きの場合左手指)指の障害が有ったが素晴らしいギタリスト、特にジャンゴ・ラインハルトはヨーロッパ初の世界的ジャズプレーヤーとして知られている。
この話はまたの機会に書きたいと思っています。

今やYouTubeのおかげで古い映像を楽しんでいます。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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