昨日のニュースにシドニー(ニューサウスウェールズ州)で隔離ホテルに勤務するセキュリティー・ガードが隔離中の帰国者から感染させられたというのを読んで、「またか」という思いと同時に、医者やフロントライン・ワーカー(空港職員や隔離ホテルの従業員)にはワクチン接種はいまだやっていないのかと思い、記事を読み進めると、何と彼は1回目の「ファイザー製」のワクチン接種は済ませていたと出ている。
という事は一回目の接種を受けても感染するリスクはあるということ。
確かファイザーワクチンの場合は2度目の接種を受けた後の効果が90%を超えていると言われているが、一回だけでは効果はそれほど有るわけでは無いようだと知って、僕にはけっこうショックだった。
最近のニュースに海外からの帰国者を隔離するホテルに勤務する従業員やセキュリティー・ガード達が感染してしまう事が何度も起きていたので、感染予防対策の見直しが行われ、彼らの感染リスクが下がっているはずだと思っていた。
その上、ワクチン接種が最近になって始まった(一般の僕らには高齢であってもいまだスケジュールもハッキリしていないが)ので、そうとうリスクが減ってきていると期待していたのだが、接種を受けても(2回受けていなければ)免疫力は大して無いのかもしれない。
このセキュリティー・ガードも接種を受けたので安心して注意を怠ったのかもしれないが、彼が発症するまでの接触者数(家族だけで無い)がかなり多い。
つまりずっとゼロを続けていたニューサウスウェールズ州にも、市中感染者が出てしまう可能性が出てきた。
もう一つのニュースはクイーンズランド州で患者を診察した医者が感染してしまったというものだが、この医者が診察したのは海外からの帰国者でホテル隔離を受けていて2週間後に陰性が確認されて隔離期間を終え自宅に戻った人らしい。
2週間のホテル隔離では足りなかったという事なのか、はたまたその帰国者が同じホテル内の陽性者に何かの理由で感染させられたのがホテルを出る数日前でまだ発症していなかったのか定かでは無いが、しかし海外からの帰国者でホテルで隔離を受けていた人が不調を訴えて来て診察する場合は医者もそれなりに注意を払い、PCR検査の結果が出るまではなるべくレストランに行くような行動を慎むべきだと思うが、やはりこの場合もこの医者との接触者が多い。
オーストラリアは感染者が少ないのでやはり気の緩みが出ているように感じます。
ご存知のようにEUがオーストラリアへのワクチン輸出を止めてしまったのもあって、他の先進国と比べワクチン接種のスケジュールが大幅に遅れている国なので心配ではあります。