アメリカ、インド、日本そしてオーストラリアの4カ国が中国に対する脅威を共有するという意味で、ネット会議で対応策を話し合ったのは日本でも報じられていたと思う。
その後ブリケン米国国務長官やオースティン国防長官の日本韓国歴訪が行われた。
東シナ海及び南シナ海における中国の動きは非常に気になる訳だが、米国の大統領がバイデンになり対中国政策がどうなるのか僕も気にしていた。
この四カ国協議を行うという提案はバイデン大統領の提案なのだろう。
想像以上に反中国姿勢を強く打ち出しているように見える。
これについてはポジティブにみている。
数ヶ月前の日記に、トランプ大統領と歩調を合わせたオーストラリアの首相スコット・モリソンが気に入らないと中国政府はオーストラリア産の中国向け商品を「難癖」を付けて輸入を差し止め、多くの生産者が影響を受けていると書いた。
バイデンは今回の会議において、中国政府による豪州製品の輸入禁止処置が続く限り、アメリカの中国制裁は緩めないと約束したという。
トランプ時代は中国叩きの姿勢は米国民へのアピールでしかなく、同盟国がどのようになっても別に気にしないいわゆる「アメリカ・ファースト」の産物だった。
そもそも中国政府の豪州への制裁処置というのは、アメリカやEU諸国の様な強大な国では無い、中国にとって影響の少ない小国のオーストラリアを選んで「見せしめ」でやっているのは明白なので、トランプの尻拭いをバイデンがやってくれるのではないかと期待させるステートメントは非常に喜ばしいと感じている。
アメリカでのアジア人バッシング(迫害)はかなりエスカレートしているようだが、コロナが武漢で発生したと一般的に認識されているのもあって、オーストラリアでも中国人と間違われて日本人も暴言を吐かれたり、嫌がらせを受けたりは昨年から起きていた。
そしてニュースが東シナ海や南シナ海での中国の動きを報じる頻度が増え、余計に「嫌中的」なムードが強まって来ているのは確か。
特に中国政府のオーストラリアいじめに対して、オーストラリア国民は中国政府に不快感を強くするばかりで、中国政府の意図とする「オーストラリア国民のスコット・モリソンに対する不満」には繋がっていない。
逆効果が出ているように感じる。
僕にはわりと多くの中国人の友人もいる。
ほとんどが香港系の中国人なのだが、中に数人中国本土(メインランド・チャイナ)出身の友人もいる。
彼らとはとても仲良くさせてもらっている。
あ、そうそう僕がお世話になっているコンピューター・ショップも北京出身の中国人夫婦経営で、僕のワイフとそこの奥さんの趣味が(園芸)近いのもあって非常に親しい。
なので僕としては、中国人は好きとか嫌いではなく、その人しだいなのは当然で、しかし中国政府の政治姿勢には大いに嫌悪感を持っている。
中国政府に不満を持つ人間が街で見かけた中国人(だと思ってる)東洋人を見て暴力を振るったり、暴言を吐いたりって、いったいどんな頭脳レベルのだろうと感じる。
僕から見るとその程度の人間って、トランプに煽られて米議会場に突入した人間達とどうも「オーバーラップ」してしまうんですよね。
街でアジア人バッシングをする人間というのは知的レベルの非常に低いのは明白だが、トランプ元大統領に煽られて前回の大統領選挙の結果に不正が有ったと信じて、国会突入した人間ってほぼ同レベルというのは間違いない。
困ったものです。