モデルYとID.4

コペンハーゲンに住む娘がアパートから一軒家に引っ越すことになり、今度の所は駐車ができるスペースが有るので車の購入を検討し始めた。

僕は即座に今から車を購入するなら「絶対にエンジンの有る車(ICE)」は止めろと伝え、娘がそれなら何を選べば良いかと問うので、「テスラ」とは即答しなかった。

理由は残念ながら娘が必要としている(購入希望)のは小型SUVで、テスラはまだモデルYをデンマークで発売していないんですよね。
オーストラリアもそうだが、いつモデルYが来るのか全く不明なので、すぐに必要な娘には待つことが出来ない。

デンマークでは他の北欧の国同様に電動化がかなり進んでいるのだが、テスラモデルYはいつ予約を受け付けるかも不明らしい。
で、娘がモデル3にしようかしらというので、僕の意見は「ノー」だと伝えた。
モデル3はSUVでは無いし、後ろのトランクはハッチバックの様に開かない、2歳弱の子供のカーシートを装備して乗り降りはやはりSUVの方がよっぽど快適だから。

それよりもデンマーク日本の住み始めてから娘は一度たりとも車を運転していないだけでなく、いきなりそれまで運転していたイギリス(やオーストラリア、などの日本と同じ右ハンドルの国)から左ハンドルの国での運転がすぐになれるのかが心配だった。

そもそもかなりそそっかしい性格なうえにかなりガサツな娘なので、ドアを擦ったとかバンパーを凹ませてしまったなんて事は可能性が大。
で、テスラの問題の一つが、部品入手に時間がかかるということ。
全ての部品はアメリカから取り寄せるので。
そしてテスラ以外で修理出来る工場が(メカニカルな部品が絡めば特に)限られている。(これはデンマークも同様だと想像ですが)

毎日の通勤や子供の送り迎えに使う車なので、万が一事故った場合に長期部品の入荷待ち何て状態は避けたい。
これは娘だけでなく、もしこの日記を読んでいる方でテスラ車の購入を考えていらっしゃるなら参考にしていただきたいが、まず基本的にテスラの購入」というのは今までのディーラーから車を購入するのと同じだと思っていたら、ガッカリする人も多いと思う。

特に我が娘の様に車に特に興味がない人間にとって、そもそもエンジン車からEVに乗り換えるというのも僕がこれからはEVの時代だから、将来損をしないためにもガソリン車はやめた方が良い」と言っても、それほどピンと来ないらしい。

EVは一種の流行だと考えている様で、100年に一度の大変革の始まりの世界にいるという認識が無い。
昔馬車が自動車に移り変わった時代と同じことが起きようとしているなんて考えてもいない。

なので僕がEVと言ったら、娘はロンドン時代の愛車だったBMWでもEVは有るんでしょと、なんとBMW i3をテスト・ドライブして、アクセルから足を離したら急に減速するので怖い(違和感が)という。
どうもEVに対する印象が良くないんですよね。

じつは僕はもしテスラでなければVW(フォルクスワーゲン)の電動車をチェックすべきと伝えておいたのに、ミーハーな娘は「BMWの方がカッコいい」と考えたのかも。

僕は即座にEVの運転を経験するというのが目的ならば良いが「間違ってもBMW i3なんか買ったらダメだぞ」と釘を刺しておいた。
そもそもBMWはi3の生産は止めているはず。
市場にあるのは売れ残りだけのはず。
ちなみこのi3はシャシーがカーボンを使って斬新な面以外はEVとして何の取り柄も無いのです。

そこでテスラでなければVWのID.3はすでに発売されているはずだからと言ったが、形が好きになれないので「パス」だという。
そして娘が街でVWのSUVを見かけたのだが、けっこう気に入っているというので車種を聞いたら「T-ROC」という名前だという。

最近僕はEV以外は一切興味も無いのでこの車については全く知識無し。

娘から「欲しいサイズのSUVだし、VWがリースでこの車も扱っている。そしてリース期間が普通は最低1年からなのだがこの車については6ヶ月からokだというので、コペンハーゲンの街での運転に慣れるまでこの車をリースして、6ヶ月経ったらEVなども含め購入を検討することにした」との連絡が。

まあ親の言うことなど一切聞かない娘なので僕は「ああそう」としか応えなかったが、しかし6ヶ月のリース契約というのは良かったと思っている。
とにかく引っ越しが迫っているので、車は有った方が便利だし、左ハンドルに慣れるまでは保険や修理などの面でもリースの方が良いと僕も思うので。

ということであっという間に娘は契約をして早速先週の土曜日に納車となった。
↓何だか平凡なデザインで、どうしてこれを娘が気に入ったのか「???」なんですけどね。

さてこの車を受け取りに行ったら、ショールームにID.3と一緒に、ID.4も有ったので見たらしく、これはかっこいいのでリースの終わる6ヶ月後に検討したいと話したらしい。
セール氏ので話ではID.4はかなりの引き合いがあり、6ヶ月以上の納車待ちとのこと。
特にデンマークの場合、EV車は取得税や市内での路上駐車料金などに優遇処置を受けられるとのことなので余計に人気がある。

僕の意見で、6ヶ月後のリース終了時点でもし中国産のモデルYがデンマークで納車可能になっていたらID.4と乗り比べて決めるようにと言っておいた。
ただし娘がテスラ特有のカスタマー対応に慣れるかという問題と、事故った時のパーツの入手時間の状態も検討する必要は有ると思っています。
僕の意見ではモデルYが現在のテスラ車の中で最も魅力的(買う価値のある)な車なので、僕らもオーストラリアでレクサスの後継として購入を考えています。

中国工場生産のモデルYについては米国産とどう違うかにもおおいに興味はあるのですが、まだ中国から欧州向けにも出荷されていない状態なので、様子を見て決めようと思います。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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