最近の車(ガソリン車)の電子制御

2015年にテスラ・モデルSを購入して以来、ガソリンエンジンの車には全く興味を失ってしまい、新車情報などのメディアの記事やネットの情報を見ていなかった。

ただしEV車に関してはいちおうテスラ以外の他のメーカーの新車にも目を通してはいたが、食指の動くものは少ない。
なのでいつオーストラリアに来るか皆目分からないテスラモデルSプラッドとモデルYロングレンジをじっと待って、それまで現在所有しているレクサスのSUVを乗り続けている状態。

さて、最近YouTubeのオススメ欄に「小田オート」というのが出ていたので観たらすっかりハマってしまった。
たぶん別の自動車修理工場で「大林モータース」というチャンネルを観たのがきっかけだったと思う。
この「大林モータース」という店は主にガソリンエンジン車を扱っているのに、テスラの修理や改造も手掛けていて、代車にテスラモデル3を使っているというのに大いに興味を持って観ていた。

「小田オート」というのは普通の町の修理工場だと思ったら、(店の雰囲気も小さな汚い町の修理工場に見える)何と,自動車修理に必要な診断機「Autel」の販売も手掛けていて、日本全国の修理屋さんに販売しているんですね。

そして僕が彼のチャンネルにハマったのは彼が日本有数の電子制御系(主にメルセデスとポルシェらしい)に詳しい非常にスキルを持った「職人」さんだと知ったから。
コテコテの関西弁でなかなかのキャラクター。

彼のチャンネルを見ると町の業者さんが手に負えない問題を抱えている車を持ち込んでいるのが分かる。
彼のキャラクターとメーカーとは何のしがらみも無い町の修理屋さん故に「言いたいことを、歯に絹着せぬ」感じで本当のことを次々と言うのがとても良い。

そのチャンネルを観ていて知るのはいかに僕がここ5年くらいに遡ってメルセデスなどのガソリンエンジンドイツ車について知らなかったのがわかる。
まあガソリンエンジン車には全く興味をなくしてしまっていたので当たり前なんですけど。

で、僕にとって特に興味深いのが、最近の車に導入が進んでいる電子制御システムで、案の定オイル漏れや電気(電子)に弱いドイツ車ゆえのトラブルが分かるだけでなく、EVには全く関係の無い問題が出ていてよけいにこれからはEVの時代だと確信する。

ちなみに僕にとってメルセデス車は1987年に新車の420SELを購入したのが最初。
SELというのはメルセデスの中でもフラグシップの車格だった。(いまだにSELってあるのかさえ知らない)
同じメルセデスの中でも最も格が高いのを新車で購入し、たった1ヶ月後からトラブルが出まくり(電気系)だった。

故障というのは、夏の暑い日に路上駐車している状態でエンジンを始動するためにキーをひねると一瞬エンジンがかかるがすぐにエンジンカットの状態になりエンスト、動けないので放置かレッカーを呼ぶ。
しかし気温が下がると何も無かったようにエンジンがかかり問題なく始動できるという症状で、何度もディーラーに持ち込むも原因がわからず、修理が出来ないので気温の暑い日には路上駐車出来ないという本当に不便な状態だった。

(ディーラーはずっと原因の解明が出来なかったが、それから半年以上経った時にメルセデスから連絡があり、ドイツ本国でも同様な問題が出たために原因解明が出来たので車を預かりたいと言って来た。どうも原因はダッシュボードの回転計の後の配線接続がいい加減で夏の暑い日でダッシュボードが温まるとその接続が熱で開いて回転計に電気が送られず、コンピューターが異変を感知してフエールカットをするためにエンスト状態になってしまっていたという説明を受けた)

他にもいろいろ不具合が起き、たった3年ほどでマフラーを吊っているベルトが切れてマフラーを引きずって走る羽目になったりと酷いクオリティに呆れてしまった。

以来僕はメルセデスにはコリゴリで下取りに出し故障の無い「レクサス」のLS という車種に買い換えた。
ワイフのBMWでもずいぶんと故障の問題に悩まされたので一切ドイツ車には手を出すまいと思っていたのだが、2005年にSLK55AMGというスポーツ・カーのデザインに魅せられてメルセデスでもAMGならそこまでいい加減な作りでは無いだろうという「期待」を込めて購入した。

しかしやはりというかそのSLKもけっこう色々問題が出た。ドイツ車の特に電子制御系の弱さは知っていたので、驚かなかったがまだ1年ほどでステアリング・アングル・センサーの交換や助手席側にあるサイドウインドウの上下スイッチ類全てが交換(窓が動かなくなった)必要になったりで、電気系のトラブルは色々出ていただけでなく、4年ほど経過する頃から色んな部分からオイルが染み出してくるようになり、カムカバーから垂れたオイルはエキマニに落ち燃えて煙がボンネットの中からモクモクと出てきたり。
幸い火事には至らなかったが。
このオイル漏れは何度も修理したが結局手放すまで治らなかったですね~。

そんな経験を持つ僕としてはこの「小田オート」のチャンネルを観ていると相変わらずメルセデス(いやドイツ車)は電子制御系とかオイル漏れの問題は続いているのだと懐かしい感じさえする。

それにしても最近の車はガソリンエンジン車でもずいぶんと電子制御が進んでいるので、余計に危ういのではないかと感じているし、「小田オート」の動画にも有るようにエンジンマウントの電子制御化に伴う故障、カムポジションセンサー部分のオイル漏れ(ほとんどのメルセデスでは起きている問題らしい)などを見ると、これだけ電子制御に頼るならいっそメルセデスもさっさとEVに切り替えるべきだと思いますよね。

そもそもカムポジションセンサーの問題一つ取っても、EVならカムも無いし漏れるオイルもそもそも「無い」のですから。
ガソリンエンジンだからこそ電子制御のテクノロジーにしてもEV以上に複雑になるのですから。

電子制御のエンジンマウント交換にエンジン脱着が必要になるなんて呆れてしまうがEVにはそもそも大きなエンジンが無い。
こういうチャンネルを見れば余計にEVがいかに効率的に優れているかが分かります。

僕は大学生時代自分でエンジン下ろしたりして色々チューニングもやっていたので、かなりメカには自信がある人間だからこそいかにEVが優れているかが分かる。
EV嫌いな人間って「排気音がしないなんて車じゃ無い」とかの理由で否定する人がいるが、そういう人に限ってメカオンチというかエンジンの構造なんて全く知らない素人が多い。
エンジンに詳しければいかにEVが無駄が少ないかが分かるものです。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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