中国人の客

先日7月17日の日記に、「今回のクルーズではかなり多くの中華系の乗客が」って書きましたが、先日の夕食で船内にある寿司カウンターに行ったらお隣に座っている女性がその中華系の乗客の1人のようなので話しかけた。

年齢は70歳くらいか。 どちらからこのクルーズに参加されましたか?と聞くと台湾からだ言う。
あ、そうか中国本土では無く台湾の方なんだと思いながら、今回は昨年と違ってアジア系の方が多くいらっしゃるが、メインランドチャイナ(中華人民共和国)からの客も乗っているんですかね?と言うと、「いいいえ、全て我々のグループの人間なので台湾からです」と。

その女性が「主人がこのツアーをオーガナイズして22人を連れて来ました」と言う。
で、そのお隣に座っているご主人と話した。
何とそのご主人僕の質問に「日本語で!」経緯を教えてくださった。

彼は昔シドニーのそれも僕が住んでいたすぐ近くに8年間も住まわれていたと判明。
彼が日本語を喋るので、どこで日本語を覚えたのですか?と聞くと、全て独学だという。
日本が大好きで日本に行く時に楽しみたいので日本語を勉強したと。

で、今は渋谷区松濤にもマンションを持っていて春秋の気候の良い時には日本に行くという。
(シドニーにもアパートを持っているとのこと)

台北の自宅から空港も比較的近いので、台湾から渋谷の自宅に入るまで3時間半しかかからないので、気楽に日本に行くらしい。

彼は8年間もシドニーに住んでいたので、このクルーズを主催しているScenic クルーズというのも昔から知っていて、現在我々が乗船しているEclipseも建造が始まった時にさっそく申し込んだがコロナ禍でけっきょく台湾から出ることが出来ず、やっと今回乗船の運びになったとのこと。

しかしScenicは台湾でエージェントが無いので、彼が知り合いの台湾の旅行会社に話して旅行をオーガナイズし、今回22人を連れて来たという。(正確には20人に通訳2人も連れて来たので22人)

英語がそれほど得意で無い方のために通訳も連れて来ているんですね。

寿司を食べながら色んな話をした翌朝、朝食を取りにレストランに行ったら彼がいて、何と台湾の朝食で一般的なコンジー(中華粥)を用意しているからぜひ食べてほしいと持って来た。

そうなんです、中華粥まで船会社に用意させていた。
その粥に必要なフリカケや支那竹、お麩まで台湾から用意して船に積み込んであった。

用意周到なんですよね。

ということで中華人民共和国のお客が押しかけて来た訳だはなかったのだが、今や台湾パワーも凄いなと。
最近マイクロソフトを抜き世界最大の時価総額になった(またMSは抜き返したが)NVIDIA社もジェンスン・ファン氏は台湾系アメリカ人、CPUで最大のインテルからマーケットシェアを奪いつつあるRyzenで人気のAMDもリサ・スー氏も台湾系アメリカ人。

TMSCというシャープを救った台湾の会社は今や世界トップ10の会社に。
このTMSCは熊本に工場を作っているが、なぜ、たった人口が日本の5分の1、たった2400万人しかいない国がここまで凄くなれているのか逆にいうとなぜ日本がここまで落ちてしまったのかはやはり政府の政策の違いでしょうね。

近い将来、台湾はAIブームでもっと経済的に巨大化するはず。
中国が手に入れようとしているのも納得がいくでしょ。

彼、Sさんにとっては日本に行く度に美味しい寿司や大好物だという天ぷらが激安で食べられるので大いに日本をエンジョイしている。

特に彼の大好物は銀座天一本店の天丼は最高だと言ってました。

しかし今や世界中で日本旅行が人気で、東京のミシュラン星付き寿司屋はかなり前からでないと予約が取れないのが困ったものだとおっしゃってました。

日本はハイテクの国から観光で生き残る国になってしまったのかも。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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