F-1開幕、オーストラリア第一戦

今日の日記はF-1についてダラダラ書きますので、興味の無い方はスルーして下さい。^^;

日本へ出発前日にF-1の2014年シーズンが開幕、予想通り今年はとても面白くなりそうです。

優勝したロスバーグを見ると、昨年のヴェッテルのようにブッチギリのシーズンにならなければ良いなと思いますが、ハミルトンとの争いになる事は必至なので、レッドブルのような状況にはならないでしょう。

で、第一戦はオーストラリアで、地元出身のダニエル・リカルドが2位、そしてマクラーレンの新人、ケヴィン・マグネッセンが3位と、とてもエキサイティングな結果だった。

まずはケヴィン・マグネッセンについて書くと、あのアイルトンセナよりも才能が有るのではと言われた、ヤン・マグネッセンの息子です。

ヤン・マグネッセンはカートの時代から最年少世界チャンピオンなど数々の戦績を残し、イギリスF3にステップアップ、1シーズンの優勝回数でセナの記録を抜いた。

マクラーレンからテストドライバーのチャンスを与えられたのだが、基本的にはヤン自身のプロドライバーとしての自覚が足りなかったためけっきょくマクラーレンで芽が出ず、その後、ジャッキー・スチュアートの新興チームで獲得したフルシーズンのシートも結果を残せず、F-1を去ることになった。

肉体トレーニングもせず、禁煙もしない態度に、あれ程の才能の有るドライバーでも、全てのティームが見放す結果になってしまった。
まだ若かった彼はその失敗に気がついた頃にはすでに「時遅し」、けっきょくツーリング・カーなどのレースで食って行く事になる。

その後ヤンは自分の人生を振り返って、ゴールデン・オポチュニティー(チャンス)を自らの自覚の無さで失ってしまった事などを綴った本を出版しています。

ケヴィンはそのヤンの息子です。
人のふり見て我がふり直せじゃ無いけれど、ケヴィンの場合は親のふり見て我がふり直せか。
親の失敗から学んでいると思います。
今年マクラーレンからデビューしたケヴィンは、シーズン前のテストからかなりの才能を見せ、多くの注目を浴びていました。

今年からF1のレギュレーションが大きく変わり、ある意味新人ドライバーと何年もF1でレースをしているベテランドライバーの格差が少ないのが、ケヴィンには有利に働くと期待していた通り、初めてのレースで3位フィニッシュを果した。
ティーム・メイトのベテラン、ジェンソン・バトンの前でフィニッシュは特筆ものです。

ではケヴィンはヤンよりも才能が有るのか?
ヤンのインタビュー記事を見ると、ヤン自身は「才能は自分の方が有るだろう、しかし息子のケヴィンは自分の若い時と違って、プロ意識や自覚が有る」と言っていたのが印象的でしたが、オーストラリアグランプリでいきなり3位入賞で、お立ち台に立つという結果を残した。

インタビューを見ていた僕のワイフが、「え?ケヴィンってデンマーク人なの! F-1でデンマーク人がお立ち台に立ったのはこれが初めての事らしいよ」と言うので、僕はヤン・マグネッセンの話をしたのだが、ワイフはヤンの名前さえ聞いたことが無いと。
イギリスF3でセナの記録を破った当時の強烈な印象もF-1で結果を残さなかったので、誰も覚えていないんでしょうね。

さて、今日の日記にはその事よりも書きたかった事が他にあります。
それはじつは、オーストラリアグランプリで2位になって大いにオーストラリア人を喜ばせたリカルドがでしたが、レース後、ティームがルール違反の部品を使っていたために、2位失格になってしまったのです。

土曜日の予選でリカルドのティームであるレッドブルがFIA(世界自動車連盟)が定めた燃料流量装置を使わず、他の部品を使ったので、日曜日のレースまでにその部品を基準部品に戻すように警告を受けていたのにもかかわらず無視してそのまま使い続けていたらしい。

レース後それが確認されたので、けっきょく失格の裁定が下されたのだが、僕が驚いたのはレース中FIAは全てのレースカー(22台)をモニタリングしている事。
それも各レースカーの燃料の流れまで監視できているということ。

ハイテクの塊である現代のF-1カーは、一台あたりものすごい数のセンサーを積んでいて、走行中にティームに無線で状況を送り続けているだけでなく、FIAさえもそれをモニタリングしているなんて。

今回のFIAの主張は、レース中にリカルドの車は一時間当たり100kgの燃料の規定を超えた時があったというもの。

タイヤの空気圧やエンジンオイルの温度、また燃料タンク内の燃料の量などはお馴染みですが、現代のF-1ではいったいどれほどの数のセンサーが働いているのか、テク好きの僕には本当に興味深いです。

一台あたり少なくとも50種類くらいの(いや200以上と聞いたことも有るのですが)センサーを積んでいるだろうから、それの22台分の全てのデータつまり1000以上の情報が常に送られ、監視されているんでしょうね。
センサーの数が200なら4000以上のデータということになります。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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