例えば特に理由も無いのに株価が上がり過ぎたような場合、市場が適正価格に戻そうと言う動きはMarket Correction などという、つまり「修正」というか「調整」が起きる。
ここ少なくとも10年以上に渡り「politically correctness 」の風潮が強くなっていたのが、最近のアメリカの動きを見ていると「LGBTQ 擁護」の動きに対しても、どうも行き過ぎたのを調整しようとする傾向が感じられる。
例えば、職場で男性が女性の同僚に長い髪を切ってショートにして出社してきたら、「その新しい髪型可愛くて似合うよ」と言っても「不適切発言」というような風潮が出来ていましたよね。
この場合同年代の同僚なら許されても歳上のオヤジの上司が言うと「不適切」とか一種のセクハラだとまで文句を言い出す風潮というか。
他人の容姿をそもそも話題にする事自体「Politically incorrect (不適切発言)」というような風潮。
イーロンマスクが自分の息子が女性に性転換した時に「Woke mind virus にやられてしまった」と嘆いたとか。
日本語ではどう言うのだろう?「意識高い系ウイルス」に罹ってしまったかな?
兵庫県知事の斉藤元彦氏がパワハラをしたというクレームにしても、便箋を投げたというのをよく聞いてみたらその相手に向かって投げたのではなく壁の方向に向かって投げたとか、そんなのをパワハラだと言い出したら際限なくなってしまう。
そして斎藤氏がその行為でさえパワハラと感じさせてしまったのならお詫びするとか謙虚に言っていても、彼をどうしても引きずり落としたいグループは本人がお詫びしているのだから実際にパワハラはあった、なので知事として不適切だから辞任させたという論法になっている。
このような誇張を含むクレームが通ってしまうのは「Politically correct 」ってのが行き過ぎてしまっているからで、修正すべきではないかという動きが出始めたと感じている。
例えばイーロン・マスクを含むカリフォルニア州などウエストコーストの起業家達が民主党から共和党にくら替えし始めて、特にイーロンマスクなどがテキサス州に移転したりは、カリフォルニア州の行き過ぎたリベラル化にヘキヘキし始めたからだと。
例えば知能的にハンディキャップを持った人間も一定の割合で大企業は雇用の義務とかという条例に対し、即戦力の人材雇用がマストなIT企業ではそんな悠長なことをやってられないという事で他の州に移転したり。
人の容姿を褒めることさえ不適切として取り上げられる風潮に対し、振り子が反対に振れて元に戻そうという動きのように、新しい考えとして出始めているのかも知れない。
人権擁護の動きで多くの難民や移民を受け入れたためにその国の経済が影響を受けたりに対し極端な国粋主義的な政党が人気を得るようになった。
これは英国でも「移民が我々の仕事を奪っているから景気が落ち込む」的に考えてブレグジットが起きてしまった。
しかしブレグジット後に英国では逆に物価高(人件費高騰など)が起きてしまい、ブレグジットに賛成票を投じた人が期待た状況が起こらなかったり。
今後トランプがどのような政策を打ち出すのか分からないが、振り子が反対に振れすぎるのも怖いですけどね。