我が家にジュニパー(テスラModelYのコードネームで今後僕の日記ではジュニパーを使います)がやって来て2週間が過ぎようとしている。
数日前にジュニパーでボンダイジャンクションのショッピングセンターに向かっている途中にあるガソリンスタンドに表示されているガソリンの価格が大幅に上がっているのを見て「ずいぶんガソリン上がっているんだね」と思わず言った後に、「そうかもう我々ガソリンスタンドとはいっさい関わらない脱化石燃料、脱ガソリンスタンド生活になったんだよね」と。
ガソリンスタンドって、車好きの僕にとって人生の一部、映画「アメリカン・グラフィッティ」のように夏休みには毎晩たむろして車をチューンアップしたり、アルバイトで夜勤をしたり、バカ息子だった僕は勉強もせずに一晩中明け方まで車仲間と過ごしていた。
ホント、尾山台にあったエッソのGSは青春の一部だった。
今も有るのか知らないが、腹が減ると隣にあったレストラン「巴里園」で食事をとり、コーヒーを飲み、まるで自分に家のようにそのGSを勝手気ままに使っていた。
当時のエッソのGSってアメリカのエッソ(スタンダード石油だったっけ?)が日本進出に際し、自前でガソリンスタンドを建設し、自社で教育した人間をGSの所長として送り込み、その所長にマネージメントを全て任せるシステムをとっていた。
で、たまたまその尾山台に所長として送られて来た人がけっこう若く凄く軟派な人間で、客として来る僕らと一緒に車を連ねて赤坂六本木方面に走りに行って女の子をナンパしたり、一緒に悪さをするとても楽しい人だった。
なので僕らはまあ好き勝手にやらせてもらっていて、仲間の車のチューンアップでもスタンドのリフトを使い、エンジンを下ろしたり24時間営業だったのでアルバイトの子が足りない時には僕らが働いたりしていた。
酷いものでGSにあるコカコーラの自販機など、力技で抜き取り毎晩勝手に何本も飲み、料金箱の金額と売れてしまっている本数が合わないなんて日常茶飯事だったのに所長は僕らになんか文句を言ったという記憶すら無い。
そう楽しくて夏休み中は毎晩行っていたような気がする。
僕にとって思い出の沢山詰まったGSがとうとう僕の生活から無くなるってとても感慨深いものがある。
いよいよEVの普及に伴い(日本では知らないが)大きな変化が目の前で起きている。
近所のGSももう無くなってしまったし、これからも減り続けるのは必至。
オーストラリアは人口は日本の四分の1しかしいないのにテスラ車は今までトータルで8万台以上にもなる。
今Elmaさんに聞いたら日本では正確は発表はないが2〜3万台と推測されるとの答え。
つまりオーストラリアでは日本の約3〜4倍人口を考えると12倍から16倍も売れているんですよね。
最近売り上げを大幅に増やしている他のEV特に中国製など全てのEVのオーストラリアにおける新車販売の割合はどのくらいかもElmaさんに聞いたら昨年も今年も約8%を超えたあたりで推移して来たが2025年度9月期ではジュニパーのFSDのおかげか9.7%に上昇し、来年は10%台と予測されるとのこと。
ただしテスラの売上は今年に入ってからイーロンがトランプ支持に回り色んな行動をしてしまったために特にトランプ嫌いの多いオーストラリアではイーロンのせいで買い控えたり他のEVに流れたりで売り上げが多少減っている傾向があった。
しかしジュニパーのおかげでまた売れ始めた(イーロンとトランプが仲違いもあり)。
僕はトランプ支持派でも無くイーロン信者でもないがイーロンの行動で(自国の政治活動でも無いし)テスラを選択肢から外すっていう人はよく分からない。
車だけを考慮するべきだとは思うが、しかし昔戦後から何十年もユダヤ系の人はナチによるユダヤ人虐殺のイメージからドイツ車は絶対買わないという人に何回か会った。
今の若いユダヤ系のオーストラリア人はそのような傾向は無い。
話が逸れてしまったが、ノルウェーとかでは新車販売のうちEVが90%って国と比べたらオーストラリアの10%でもまだまだ足元にも及ばない比率ですが、オーストラリアは特に僕が住むシドニーのNSW州ではEV購入の補助金はいっさい無いので致し方無いかな。
日本では国と地方自治体の補助金を合わせると相当な額になるらしい。
Elmaさんは日本のテスラも社長が変わった昨年の後半から売り上げを急速に伸ばしていると言っています。