事件以来、ボンダイビーチ一帯は完全に封鎖状態でしたが、昨日木曜日から封鎖が解け平常に戻りました。
オーストラリアの夏休みのこの時季にボンダイビーチが数日にわたって封鎖、ビーチに誰もいないって光景は前代未聞の状況でした。
テレビでは相変わらず事件の報道が主ですが、今回の事件を見てテレビやイスラエル政府が繰り返使うワード「アンチ・セミティズム(反ユダヤ主義)」ってはたして妥当なのかと考えるようになった。
そもそも僕はオーストラリアに住んで45年にもなるがユダヤ人へのテロや嫌がらせなどは2023年にガザを支配してきたハマスがイスラエルへ越境攻撃を仕掛け、その報復でハマス壊滅目的の攻撃が始まり、一般のパレスチナ人も多くの犠牲者を出し始めた頃から始まった。
アンチセミティズムというのは何百年も続くユダヤ人への差別主義的なもので、今回の事件はガザ攻撃を執拗に続けたイスラエルに対する報復的な攻撃ではないかと。
もちろんハマスが最初に越境攻撃をしなければ始まらなかったのだが、しかし2年間以上に渡り国際世論もガザでの犠牲者の数が増えるに従って「もう十分報復はしたのでは」という雰囲気がで始めた頃に、オーストラリアでユダヤ人のリーダーの家に放火したり、ユダヤ教の教会シナゴーグが攻撃の対象になったりが始まった。(これはオーストラリアだけでは無いらしいが)
昔の日記に書いたかもしれないが、今回の事件が起きる前にオーストラリアですでに始まっていた事件はけっきょくイランからの指示でオーストラリアでリクルートした人間を使って(つまり雇って)の犯行だったことが捜査で判明し、オーストラリアの関係者が逮捕された。
そう、フィリピンの刑務所から遠隔でルフィ達が日本で若者をリクルートして、犯行を行わせいたのと同じ。
つまり中東の反イスラエルの国々が、イスラエルのガザ地区への攻撃に対しリベンジの意味で世界中のユダヤ人に対し被害を与える目的で資金を提供し犯行を行っていたらしい。
僕はイスラエルがもう少し早くガザへの攻撃をやめていたらと考える。
何しろオーストラリアにおいてユダヤ人への嫌がらせや放火などの犯行は確実にこの2年間で起きているから。
もちろん反ユダヤ主義的な考えを持つオーストラリア人はいるが、行動に出るような時間はほとんど記憶に無い。
反ユダヤ主義は非常に歴史が長い問題ですから。
韓国人や中国人への差別的な感情を持つ日本人がいるのとけっこう似た面が多い。
それにしてもこの事件が少しずつ解明され始めると非常に不可解な面もある。
今回の犯人は名前から言ってもムスリム系の名前なのだが出身国はインドからという。
オーストラリアはインド系の移民が非常に多いが、今回犯人親子は現場付近に車を駐車し、車のフロントウインドウにイスラム系過激組織アイシスAISISのサインを掲げてから犯行を開始した。
犯人がその車から銃を取り出すのを見た通りがかりの夫婦が銃を取り上げようとして揉み合いになり撃ち殺されてしまった映像も通りがかりの車のドライブレコーダーに写っていた。
僕がここでしばしば書くようにオーストラリアは移民の国、人類のるつぼなのでそれぞれ移民達のバックグラウンドも千差万別。
イスラム系過激組織思想を共有する人間も移民としてオーストラリアには一定以上いるのでしょうね。
本当に平和でノンビリした国だが、宗教的な争いはこれからも増えるのかもしれない。