昨日のクリスマス・デーから気温が下がって本日(オーストラリアではボクシング・デーと言います)はまるで冬の様な気温。
まあ北半球の人にはクリスマスは寒い中で迎えるのが常識なのでこの表現には違和感はあるかもですが。
ここはこの季節が真逆な南半球、サンサンとか輝く太陽の下、ビーチで迎えるのがクリスマス、正月って場所なのです。
僕はこの環境が理由でシドニーに移り住んだ。
義姉の家に到着した日のクリスマスイブは暑く、特に義姉の家の僕が使った寝室は窓を開けて寝ようと思ったら近所のエアコンのコンプレッサーの唸り音が耳について寝られないので窓を閉め寝る羽目に。
けっきょく真っ裸で寝たほどなのに翌日からうって変わって真冬の様な気温になり、僕は油断して短パンしか持たずに来たので寒いことと言ったら。
本日は義姉夫婦の友人達との朝食の集まりに僕らも参加してそのままシドニーに戻って来ましたが、朝からの曇り空のために日中になっても気温は上昇せずで風邪をひきそうなので帰宅早々熱ーい風呂に入る。
このクリスマスの翌日には100年以上の伝統の有るヨットレース、「シドニー ホーバート ヨットレース」が開催される日で、僕が1980年にシドニーにロンドンから引越して来た時がクリスマスの一月前、ラシュカタスベイにある義父の家に居候をしていた関係で、レースの始まる数日前から目の前のヨットクラブ(このレースを主催するクルージングヨットクラブ)にレースに参加するために世界から集まって来たヨット達を見学に行っていた思い出が強く残っている。
当時(1980年)日本は好景気の真っ只中、世界の企業ランキングでトップ10に確か日本の企業が7社くらいが入って独占状態だった。
そう今の若い方は考えられないかもしれないが、アメリカのGAFAMなどが世界トップ10をほぼ独占しているような現代の光景が1980年代には日本の企業によって繰り広げられていた。
なので、当時このとても贅沢なヨットレースでも日本のエコノミックパワーが展開されていて、まずレースの冠企業は「日立」で(今年はローレックス)、日本からも何艘かレース参加のヨットが来ていた。
しかしもうこの10年以上も日本のヨットは一切来ないんですよね。
そんな金持ちの道楽のようなヨットレースにスポンサーになる企業も、参加する日本人所有のヨットも影も形もない。
まさに日本経済の斜陽化を象徴していると感じます。
もう日本にはあんな「栄光の時代」は訪れ無いのかも知れない。
日本のバブル経済崩壊後、日本のリーダー達は舵切りを間違え続けて40年、もう取り返しのつかない状態になってしまっているように見える。
今や最後の砦だった自動車産業もニッサンやホンダの実情を見ているとEVの遅れなどでいよいよその牙城が崩れ始めているのが分かる。
いまだにハイブリッド車が売れているおかげでトヨタは利益を上げているが、EV化には周回遅れの状態なので何かの大ヒットがない限りジリ貧になるのは明白だが、世界で一番その現実に気がついていないのが日本国民なのは悲しい。
日本の自動車産業のヤバさを日本でいちばん分かっているのはトヨタ内部の上層部だと思いますが。