昨年の大晦日とは打って変わり、今年はシドニーでノンビリとした大晦日を迎えられそうです。
我が家は一応シドニー湾を望む場所に建っているのだが、何分ハーバーブリッジからは距離が有るので恒例の花火大会を観ても「花火の音ズレ」が有って迫力の無いこと甚だしい。(このページの一番上に我が家から観える景色の写真が有ります)
ここに移って来た当時は我が家のバルコニーからも花火が観えるというので友人を招待していたが、僕自身の「花火大会」のレベルではないので大して面白くも無く止めてしまった。
何しろシドニーの花火は日本の本格的なのと比べ玉数も少なく(予算自体が全く比べ物にならないほど少ない)、そのうえ我が家からは距離が有りすぎて大きさも迫力が無い。
そのうえ9時にいったん始まっても30分ほどで終わってしまい残りは年が変わった12時からで、それもせいぜい30分ほどだったと思う。
つまり9時と12時の間に三時間も花火をやっていないのです。
そんな場所なのに我が家の真ん前の公園は毎年大変な人気で、区役所が入場料を取って花火観賞用の設備まで建造している。
今もこのブログ書いている時に大型車両が資材を運んで行ったり来たりでうるさいことと言ったら。
だから花火が始まるころには我が家の前は友人を招待しても駐車するところが無いほどの大混雑になる。
やはり花火は近くで観るもので、昔クルーザーを持っていた頃は友人を招待してシドニー湾に操出し、まさに真下で楽しんだ。
じつは一番楽しめなかったのは船を操縦する僕だったが、お客が喜んでいてくれたので出かける意味が有った。
今日の朝刊を見ていたらその当時を思い出した。
というのも今年はそのシドニー・ハーバーで行われる花火大会に何とマイクロソフト社のビル・ゲイツとの共同創業者だった「Paul Allen」の超大型クルーザーと、やはりアメリカの大スーパーマーケット「ウォール・マート」の娘が自分の船で来豪、すでに花火大会が行われるハーバー・ブリッジの真ん前に錨を下ろしている写真が出ていたから。
この二つの船は世界でも有数な大型クルーザーで、Paul Allen のは長さ126メートルで建造時には(個人所有のクルーザーとして)世界最大だったとの事。
年間の維持費だけでも20億円、クルー(乗務員)55人(一説には60人)、ゲスト用の部屋数40室!!!、ヘリコプター発着パッドは前後に二つ(つまり常時二機の自家用ヘリを搭載)、何と潜水艦まで(それも二機!)搭載しているらしい。
テンダーのサイズだけでも63フィートなんて、想像を絶するサイズと設備なんですよね。
それよりももう少し小さい(と言ってもメガ・クルーザー)ウォルマートの船が二艘も(二艇でも二隻でもこのサイズになるとどう書いたらわからないですね)最高の場所を「ぶんどって」しまっている。
このような大型船が狭いサーキュラーキーに居座ったら、ほかの船はよっぽど遠くに行かないと花火が見えなくなってしまうのです。
特にハーバーブリッジから滝のように流れる演出の花火はまず見えないでしょうね。
ある年の事、花火大会を観ようと僕は早めにハーバーブリッジ前に錨を下ろした。
シドニーの夏は風がいつもあるので注意しないと近くに停泊している他のクルーザーと錨が効いていても接触するので気が気ではない。
花火が始まっても常に自分の船と他の船の位置や距離を見張っている必要が有る。(だから操縦の僕だけがノンビリ花火を楽しめない)
最高の場所に錨を下ろして待っていたら夕方になって大きなクルーザーが来て目の前に錨を下ろしてしまった。
クリストファー・スケーゼという当時日の出の勢いの投資家が自分の大型クルーザーを持ち込んだのです。(その後バブル崩壊でこの投資家は背任の疑いで当局に追われ外国に逃亡して、けっきょく逃亡先のマヨルカで病死した)
真上に上がる花火は観えるが、ハーバーブリッジは完全に隠れてしまい仕方なく僕は他の場所へ移動せざるをえなかった。
その時のスケーゼ所有のクルーザーなんて大型と言っても上記の二隻には月とスッポンなので、今年は多くのボート所有者がシラけているだろうなと。
多分あれ程の大きさが二艘もいたらまずサーキュラーキーの半分は停船出来ない状態でしょうね。
この船の凄さにウィキで調べていたら、僕はビル・ゲイツは知っていてもこの船の持ち主「Paul Allen」の事はほとんど知らないことに気が付いた。
色々ウィキを読み進めているうちに「Paul Allen」から「堀江貴文」までたどり着いてしまったのには興味深い。
ビルゲイツもそうですが、このような弩級の金持ちになると(アメリカでは特に)寄付活動を趣味としているのではないかと思うほど気前よく毎年「何百億円」も寄付している。
自分で財団を造ったりしていてPaul Allenの場合は宇宙開発にも大いに興味が有るようでその辺りのリンクをクリックしていたら、元ライブドアー取締役の榎本大輔とか堀江貴文の名前が出てくる。
榎本大輔という名前は知らなかったのだが日本人で初めて民間人の宇宙飛行をする予定だった人らしいが、健康上の理由でキャンセルそのシートに座ったのがPaul Allenと一緒に民間宇宙開発への寄付を行うアニューシャ・アンサリという女性実業家で、民間女性として初の女性宇宙旅行者となったとか。
その彼女は堀江貴文らが出席した福岡での国際宇宙会議のパネルディスカッションにゲストとして参加したと出ている。
堀江貴文氏が宇宙事業に熱心な理由が見えてきて面白いです。
同時に色々読んでいると、堀江貴文氏も榎本大輔氏も国税庁とのトラブルがかなり有るのが分かりますね。
特に榎本大輔という人については梁山泊事件とかWikiを読んでいると色々出てくる。
検察が堀江貴文氏を執拗に実刑に持ち込んだ理由もこの辺に関係が有るのかもしれませんね。