新幹線の無料Wi-Fi

先日MSNに載っている記事を読んで、随分前に書きたいと思っていた事を思い出した。

それは僕は日本人だが、海外在住者なので日本に行く度に海外からの観光客と同じ目線で、気がつく事が多々有るから。

その最も顕著な例が新幹線の無料Wi-Fi。
そして新幹線を利用できる「ジャパン・レールウエーパス」。(後述)

だいぶ前から僕は日本に行く度に、新幹線に無料Wi-Fiが無いのを不思議に感じていた。
いや正確に書くと、不思議というよりも不満に感じていた。

世界に誇る高速鉄道の新幹線内のサービスが、全く時代に追いついていないという事で、これはひょっとするとインターネットプロバイダー達の企業的な思惑で、Wi-Fiを設置していないからなのではとも考えた。

つまり新幹線の中にはWi-Fiは有るのだが、全てこれが「有料」。
世界的に見て、新幹線のような長距離を走る高速鉄道の乗り物で無料のWi-Fiが無い方が珍しい。

ましてや年々外国からの観光客の増加で、新幹線を利用する客も多いはず。
定期的に日本を訪れる僕だが、日本ではオーストラリアから持って行く(オーストラリアのプロバイダー)携帯電話は国際ローミングが馬鹿高いので使えない。

日本人は新幹線に乗っていても自分の携帯電源のプロバイダーが飛ばしているWi-Fiを使えるので、その不便さには気が付かれないと思う。

旅行中、特に海外からの旅行者にとってはネットの情報が非常に貴重で、次の目的地の情報や宿泊先への連絡、現地の天気、などなど本当に多くの情報が必要になる時がしばしば。

ましてや日本語が出来ない人にとっては、(車内乗務員で英語が出来るのがどれほどいるのか知らないが)、ネットなら英語のサイトにアクセスしてとかとても便利。

そのMSNの記事には東京五輪のために予定していたのを前倒しして来年(?)だったかに新幹線でも無料Wi-Fiを設置する予定だと出ていた。
ひょっとすると東京五輪が行われなければ、JRは無料Wi-Fiの設置を考えていなかったのかも知れない。

日本は本当に不思議な国で、技術力は有るのにその利用に関しては、海外に遅れを取る事が多い。
それは官僚主導という後進国並みの習慣と企業トップの決断力の無さ。

しかし遅ればせながら、やっと日本の新幹線でも無料Wi-Fiが使えるようになるのは嬉しい。

さて、上でちょっと触れたジャパン・レールウエーパスですが、僕らにはとても便利なのだが、しかし改善する事は山ほど有ります。

最も不便なのが、(東京だと)いちいち東京駅や渋谷駅など(全てのJR駅ではない)に出向いて、最初のルートを予約して使用開始日を決めなければならない。

数年前に僕とワイフはその手続きのために渋谷駅内に有るカウンターで並んでいたら、順番を待つ外国人達の列がどんどん増え、いったいどれほど待たされるのかと、心配に。
なぜネットで出来るようにしないのか。

これもJRのサービスの問題で、観光客立国として外貨を稼ぐ日本は政府も援助をするべき。

もうIT化の時代で、ネットで何でも出来る時代なのに、いちいち駅まで出向いて手続きをしなければならないシステム自体が「超時代遅れ」。
JRの首脳陣はスマホでさえ触った事ない人が多いのではないかとさえ思ってしまうほど。

あ、最後にこれはIT化とは関係無いが
新幹線の車内には大きな旅行カバンの置き場所が無い。(網棚サイズではないカバンの場合)
海外の長距離高速鉄道には必ず有る荷物置き場が、新幹線には全く用意されていない。

日本は宅急便の普及で大きなカバンは別送でという人がほとんどなので、JRも当たり前のように荷物置き場を用意していない。

しかし日本語の出来ない外国人の旅行者にとっては、どこに荷物を持って行けば宅急便で送れるのかなんて簡単には分からない。

そもそも宅急便なんて知らない外国人は多い。
宿泊先のホテルが宅急便の手配する方法が今は多いのかも知れないが、東京五輪に向けて大型の旅行カバンなどを置くスペースは、各車輌で無くとも一つや二つ必要だと思います。
今は車輌の最後尾のシートの後ろのスペースだけで、全く足り無い。

性能や安全性ばかりだけでなく、便利さでも世界一の乗り物にしてもらいたいですね。
特に海外からの旅行者にとっては。

admin について

海外生活51年の「浦島太郎」状態のおじさん(いやもうジジイですね)がやっています。 1974年に東京からロンドンへ。 現在はシドニー在住です。 2017年から年に半分はバルセロナに住み始めオーストラリアとスペインの間で渡り鳥人生。 海外に住んでみたい、老後は海外でリタイヤと考えている方にお役に立てれば 幸いです。(フロントページにある景色は我が家から見えるシドニーハーバーです。 シドニーの中心街や右手にハーバーブリッジやオペラハウスが小さく見えますでしょうか) 私に連絡を取りたい方は上のプロフィール内にあるようにFBのメッセンジャーをお使いください。
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