今日の日記はネタバレになるので結果を知りたく無い方はスルーで。
今年の全豪はとても見応えがありました。
女子の決勝でカザフスタンのエレーナ・リバキナがサバレンカを下して2個目のグランドスラムを獲得した。
3年ぶりにサバレンカへのリベンジが果たせた。
僕はリバキナを応援していたので、とてもハッピーです。
彼女はもとロシア生まれのロシア人だったがジュニア時代から支援してくれたカザフスタン国に確か20歳の頃に国籍を変更した。
もう4年も前の2022年にウインブルドンで優勝したのだが、当時ロシアのウクライナ侵攻を受けて女子プロテニス協会が彼女に(ウインブルドン優勝で獲得するはずだった)ポイントを与えず優勝後世界ランキング2位に上がるはずだった上がらないという処置を受けた。
彼女はテニス選手で、すでに何年も前にロシア国籍からカザフスタン国籍に変えているのに、今考えても可哀想な処置だと思う。
スポーツ選手に罪は無いのに。
今年の全豪でもシオンテックを破り決勝に進出、2023年全豪決勝で敗れた相手サバレンカを破った。
僕はサバレンカのボールを打つ時のとてもうるさい声が好きでなく、リバキナはショット毎に大きな声を出さず静かな試合中も感情を表さないタイプなので「特に気に入っている」。
彼女はまるでオーストラリアのF−1ドライバーのオスカー・ピアストリと同じようにコートで上で感情をあまり表に出さない。
今回も全豪優勝が決まった瞬間でもちょっと嬉しそうな笑顔を見せたが四大大会の一つを獲得というような表情では無かった。
感情を表に出さない昔のビヨン・ボーグよりも喜怒哀楽を表さない。
僕はこういうタイプを特に好むんですよね、最近はあまりにも大袈裟なジェスチャーの選手が多いので。
さて前置きが長くなってしまったが本日のメインのお題は男子決勝。
ハッキリ言ってまさかジョコビッチが決勝まで残るとは全く予想していなかった。
イタリアのムセッティに準々決勝で最初の2セットを連取された時点でジョコビッチ本人が試合後のインタビューで言っていたように負けて帰国する状態だった。
ところが突然ムセッティが大腿部の痛みで試合を放棄してジョコビッチの勝ちとなってしまった。
つまり負けていた試合を拾った。
で、次の試合がヤニック・シナーなので勝つチャンスはほとんど無いと僕は見ていたが、どうもシナーはその前の試合で全身に酷い痙攣が起き時の肉体的ダメージが完全に回復していなかったのか精彩を欠いて、フル5セットでジョコビッチが勝ってしまった。
ジョコビッチに翻弄されたような試合内容だった。
それにしてもジョコビッチの37才という年齢を考えるとこれは驚異的で、素晴らしいことだと感嘆してしまった。
けっきょく決勝ではスペインのカルロス・アルカラス(シードNo1)に4セットで負けたがしかし第一セットをジョコビッチが取った時にはひょっとしたらと僕は思いながら観戦していた。
とにかくジョコビッチは試合を自分のペースに持ち込むのがやはりベテランで上手い。
まさにジョコビッチ・マジックというか。
もう少しでアルカラスもそれに引き込まれそうになったが、途中から自分のテニスを取り戻し最も若い年齢で四大タイトルを獲得した選手というテニスの歴史を塗り替えた。
あまりに(高温のメルボルン)過酷な全豪で多くの選手が痙攣を起こし5時間にも及ぶ試合で体力の限界まで闘う男子プロのテニス。
今年の大会は本当に見応えがありました。
久しぶりに手に汗を握る試合が多くほんとうに楽しめました。
しかしあの暑さ(日によっては44°C)では観戦に出かける気も起きないですね、やはりテレビ観戦がいちばんですね。
昔は毎年のようにシドニーから車でメルボルンの義姉の家に泊まり、全豪観戦に出掛けていた。
しかしあの暑さ(当時も何回か経験した)の中で特にメインの会場以外はほとんど屋根の無いコートばかりで。
入場券も昔と比べたら考えられないほど高いらしいし。