ミート・パッキングという「昔の肉市場」にある「Hija de Sanchez」というメキシコ料理店で食事をした時に「印象的」だったので、本店にも行ってみたいと考えていた。
「Hija de Sanchez 」は「サンチェスの娘」という意味で、「サンチェス」というレストランの分店。
↓かなりカジュアルな店です。



娘の解説によると、世界的に有名なレストラン「NOMA」で働いていた人が独立して開いた店の一つ。
じつはコペンハーゲンにはこの店のようにNOMA レストランの有名シェフ「レネ・レゼッピ」の下で働き、そのクッキングに対するコンセプト、考え方や姿勢に影響を受けて独立した人達がいて良い店を展開している。
先日もワイフと「初めて僕らがコペンハーゲンに来た当時よりも、食のレベルが上がっていると感じるよね」と話していた。
NOMA出身の店で無くとも、影響は確実に及んでいるのだと思う。
ちなみにこのメキシコレストランのオーナー(女性との事)はメキシコの地震災害時に義援金を送ろうとしたら、レネがNOMAでメキシコチャリティーディナーを企画していつものメニューとは違う「メキシコ・ナイト」で義援金を集めたとか。
さて、昨晩その本店「Sanchez 」に娘が予約を入れてくれたのでワイフと2人だけで出かけた。
新生児の孫を連れて行くわけにはいかないので。
この店について書く前に、デンマークの名物料理「スモーブロー」について解説します。
スモーブローはデンマーク風の「オープン・サンドイッチ」で、薄くスライスした黒パンやサワドーブレッドまたは他の種類のパンの上に種々の具を載せた食べ物です。
Sanchezのはメキシコ料理といってもタコスの皮をスモーブローのパンの代わりに敷いて、上に基本メキシコだがアレンジはインターナショナルな食材や調味料を使ってなかなか面白い味を出しています。
マグロのマリネしたセビチェとも和風海鮮サラダにも近い(ドレッシングに醤油も使っているので)感じの具がタコスの皮に乗っていたり。

↑マグロのブツにグアカモレのようなのが添えられていて、マグロのマリネは醤油も使われています。
蛸(タコ)グリルしてあるのは、スペインの有名なガリシアン・プルポよりも(蛸の味つけ自体が優秀なので)味は上回るかもという感じです。
↓ちょっと蛸が見えにくいので食べてる途中のも。


↑蛸の下にはアボカドのスライスが敷いてあります。
↓メインはビーフのタコスとポテトのタコス。
写真を撮るのを食べ始めてから気がついて食べかけの写真しかありません。(写真が暗くってよく見えませんね)

↑写真手前のポテトのは「味噌」が使われています。
タコスに小さな球状のポテトが味噌で味付けされているのだが、メキシコ人が食べたらいったいどう言うやら。
昔日本人がカリフォルニアロールを食べた時に「こんなの本当の寿司じゃ無い」って言うのと同様かも。
↓このグアカモレはかなり「フツー」って感じで驚きが無かったですね。

デザートは2種類あって、ホワイトチョコレートのとチュロスとあったが、ホワイトチョコレートが苦手な僕はチュロスを選んだのだが、チュロスという名前から想像していたのとは大きく異なる(良い意味で)とても美味しいデザートでした。
やはりNOMA出身ともなると色々と手が込んでいますよね。
あ、そうそうこの本店の方も結構カジュアルなんですけど、値段はメキシコのタコス料理にしてはお安くないです。
これもNOMAの影響価格かな。
↓店の外観、上に載せた「サンチェスの娘」のよりはずっと立派な店構え。
