じつは僕の住むバルセロナのアパートに水漏れの問題が2年ほど前から発生していた。
居間の壁の一部に湿気のシミが出て広がり始めていた。
壁の中の何かから水がほんの少々だが染み出しているのは確実なので早速保険会社(家屋保険)に連絡をした。
なかなかスケジュールが合わずやっとアパートにやって来た保険会社の査定員は「この問題はこのアパートをリノベーションした工事会社の不手際で配管が規定通りに設置されていないからなので、あなたが保険に加入する以前からの問題なので保険会社には支払いの義務が発生しない」との見解だった。
例えばシャワールームの床から水が漏れて階下のアパートにダメージを与えたような場合は、経年劣化での問題で最初から漏れていたわけでは無いので保険会社が面倒を見るが、この場合は最初からの工事の不手際なので工事会社が責任を負うべきとの結論だった。
で、工事会社に連絡をしたらスペインでは(建売などの場合)保証期間は水回りの問題は一年だけなので責任を負わないと言い出した。
それに対して大いに不満な僕はその業者とスッタモンダがあったが、結局早く修理したいので工事業者を探して自費で修理することに決めた。
ところがこれがさすがスペインというか遅々として進まない。
このアパート全体のメンテを請け負っている業者をアパートの管理人のオジサンに紹介して欲しいと頼んだら数日が経過してから水道工事の人間が心臓病で入院してしまいいつ退院するか分からない状態だと判明。
他にも娘の友人でバルセロナに住むイギリス人に誰か紹介してほしいとお願いしたが、なかなか都合がつかない。
偶然にもスペインはちょうど長いサマーバケーションの時期と重なり腕の良い水道屋は余計につかまり難い。
けっきょく僕らが8月初旬から9月までバルセロナを留守にしていた事もあり、僕らがシドニーに戻る日が近づいて来てしまっていた。
もう待ち切れないので自分で修理をすることに。
まずは壁を崩して原因を探ったらけっきょくこのビルのダウンパイプ(共同の排水パイプ)に我がアパートの洗面所の流し台からのパイプの接続部分から漏れていることが判明した。

↓の接続部分の下の方が水漏れで変色している。シリコンの先着剤が塗られていてメインの排水管の接続部分の上下には黒いタイラップ(ジップタイというのか?)2本で固定されている。 そもそも外側にシリコン塗るとかプラスチックのタイラップ2本で固定するとかシロウト以下の作業、これを見た時には信じられなかった。

その部分を観察すると漏れは少々染み出して来る程度でそれが長年壁を湿らせシミを作っていたんですね。
で、壁を開けてその部分をどういう方法で漏れないように修理するかは僕はプロの水道屋では無いので分からないが、まずはこのアパートをリノベーションした工事がいい加減で接続部分はナイロンのタイラップでなんて漏れるに決まっているんですよね。
当然のように経年劣化でそこから漏れ始めていた。
僕はこの程度の漏れならプールの水漏れなどを修理するエポクシ系の接着剤で固めれば水漏れは止まるはずと、
まずは手を入れて作業がしやすいようにと壁をもう少し大きく開けた。
そして壁の電気のソケットも取り払った。

そしてハンディショップに行きまずは金属製のバンドを購入タイラップの代わりに上下にそれで固定した後にスペインのアマゾンから水回り専用のエポクシを購入して、周りに塗って固めた。
↓はオーストラリアで販売されている「アクアニードイット」というプールなどに使う水回りのボンドで粘土状になっていて必要な量を指で2種類のエポクシを混ぜて硬化が始まる前に必要な部分に塗り固める。


その後数日間様子を見たが全く水漏れが見られない。(その部分にティッシュを巻いて濡れていないかをチェックする方法で確認)
で、このままの状態でシドニーに戻り来年シドニーから戻って来た時に漏れが完全に止まっているかが確認出来たら壁の修復をするつもりです。
最初の壁のシミの問題が起きた時に査定に来た保険会社の人間もまたこのアパートを販売した会社が送って来た業者も水が漏れている原因や場所の特定が間違っていて、この修理は我がアパートの洗面台から始めなければならないから大きな工事(洗面台側を崩したり)になるとの話だったのにけっきょく僕が思い切って壁を壊して穴を開けた部分からの修理で済んだということになる。
シドニーでも出来る限り僕は自分で修理をやってしまうので今回も金属製のバンド2個と接着剤の金額で問題は解決した。
やはり自分でやるというのは好きなだけ時間はかけられるし比較にならない程安価にできるものです。
僕は自分でやるのが大好きなんですよね。
壁の修復も来年オーストラリアから必要な材料を持ってきて自分でやるつもりです。